2015年7月6日(月)
毎年恒例となりました、7月第一月曜日。 って決まってるんでしょうか? 霧降アイスアリーナ新年度氷上使用開始日。w
とりあえず今年も月曜日だったので、行ってきました! 朝7時半からのバックス初氷上練習。 ギリギリに入ったので二階席に上がるとすぐにゴーリーたちと #23鈴木選手、#13岩本選手、そして岩本監督がリンクに入ってきました。
すると#1龍選手が何やらリンク中央で謎の儀式を。。。w
最初の数分はゴーリーたちとこの二人で練習を行っていました。
私もゴール後ろに回り込んで撮っていると、ゴールにいるのは #61春名選手。
#61 HARU。 まだ「イイネ!」のマスクですね。w
春名真仁(はるなまさひと)選手は1996年古河電工に入部し、2003-2004シーズンにはいったん渡米。 その後2004-2005シーズンよりアイスバックスに復帰、アジアリーグデビューを飾る。
しかし、2006-2007シーズンに王子イーグルスに移籍し、2007-2008、2011-2012シーズンと同チームを2度もアジアリーグ制覇へ導いた。
今季10シーズンぶりに日光に戻る春名選手を待ちわびていたファンも多いことと思う。 私はそんなに前のアイスホッケーは知らないのですが、それでも春名選手が日光に戻ることがとても特別なことだという空気は今から既に感じている。
なんてことを考えていたら、2011-2012シーズンのプレイオフファイナルを思い出してしまい。。。 その時の王子イーグルスの対戦相手はバックスだったのだ。
プレイオフ決勝第4戦。 舞台は霧降。 苫小牧で一勝を挙げたバックスはその後二試合を落としているため霧降ではもう一試合も落とせない。 けど、だれもが霧降に戻ったバックスが負けるわけがないと思っていた。 そんな第4試合。
だが、1P、2P で1点ずつを取られ、3Pでも先制の1点を取られる。 0-3 の試合に誰もが息が止まりそうだった。 そこに#8尾野選手の一撃! そしてソン・ドンファン選手の2点目! 残り5分弱と言う所で同点打を決めたのはキャプテン#18鈴木選手!!
ゲームはオーバータイムにもつれ込み、誰もが勝ちを確信していた。 けど。
#21久慈選手に打ち込まれた一点。
プレイオフ勝者は王子イーグルスとなった。 その時のゴールキーパーは#61春名選手。
以下の写真は全て2012年3月24日のプレイオフ第4戦の物です。
笑顔でファンに応える春名選手だが、バックス応援団席から春名コールがかかると思わず。。。
涙した。 隣で声をかけていたのは齋藤毅選手だったのだな。。。
そして選手同士の握手の際、春名選手と反撃のチャンスを作った#8尾野選手の一枚を撮っていた。
反撃の一点直後の尾野選手。
そして、怪我でゴールを守れなかった福藤選手の代わりにゴールを守ったルーキー#38小野選手のもとへ。
#8尾野選手は昨季限りで引退を発表しました。 春名選手がバックスに戻り、尾野選手は今季はいないのです。
東海大学でプレイをしていた尾野選手を見出し、バックスに呼び込んだのは当時の上野監督だったそうですね。
くじら食堂店主さまです。 尾野選手、素敵な選手でしたね。
プレイオフ優勝を果たした王子イーグルスキャプテンは齋藤哲也選手。 嬉しそうな笑顔ですね。
今季もバックスキャプテンは齋藤哲也選手。 兄の齋藤毅選手も契約更新しています。 そこに春名選手が入団し、あの時ゴール前で動けずうなだれていた#38小野選手が春名選手の指導のもと練習をしている。
日本にプロアイスホッケーチームはたった4つしかないので、昨シーズンの敵が今シーズンの味方、またはその逆も、そんなことはよくあることなのですが。
今日は普通にバックス初氷上練習について書こうと思っていたのに、春名選手を見て3年前のことを思い出してしまいました。 そして何か今年は特別な風が吹くのではないか、そんな気がしてしまうファンその1なのであります。
実際には今年もいろいろ難しそうではありますが、今シーズンもいよいよやってきます! やっぱりファンとしては勝利を信じて応援しますよ!! 今年も力の限り、Hard Work Everyday & Team Together & Conect !! ちょっと長くない?w
練習の様子、またアップします。