out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

黄葉輝く木曽駒ケ岳 #5

2017-10-11 22:35:33 | 山登り in 長野県エリア

2017年10月1日(日)
濃ヶ池(のうがいけ)からカール地形を見上げる
「濃ヶ池(標高2650m)は氷河時代に作られた氷河圏谷底湖。濃ヶ池カールのカール底に水がたまったものです。」



空には薄雲が張ってしまいましたが、お昼ご飯を食べていると。。。
ふたたび青空が見え始めました!


黄葉も少しずつ鮮やかさを取り戻してゆきます。





いつまでも眺めていたい景色ですが、そろそろ戻ります。


池沿いをグルッと歩き、対岸へ。


池から流れ出る水が幾筋も見られます。


そのような水筋の中を歩いて小さな森を抜けると。。。


ここもまた圧巻でした。





美しく彩られたカールの中腹を歩いて戻ります。


左に見える斜面が伊那前岳の斜面で、その上部稜線、右の方が乗越浄土になります。


こんな岩山の上部の方なのに、水が豊富でザーザーと流れている場所もあります。
写真左の谷底は、川になってドードーと流れています。
そういう地質のせいか、お花がいっぱいだったろうなぁ、と思われる葉っぱもたくさん見られました。


photo by トレッキングさん
岩が落ちてきそうな沢を恐々越えてゆきます。


垂直に切り立つ斜面を登りきるように、ハシゴも出てきました。


ようやく天狗荘の赤い屋根が見えてきました。


が、このカールを登るころには結構ヘトヘトになっていたわたし。


つづら折りに登ってゆくのですが、歩いても歩いてもなかなか到着しない感じで。
ここにきて疲れが出てしまったのは、夜、朝、撮影で頑張りすぎたせいか。
調子が良いと思い高山病の薬を飲まなかったせいなのか。

それでも宝剣山荘に到着すると「やった~!」という気持ちでいっぱいでした。
充実した二日間は終わりに近づいていますが、この後荷物を整理して、
千畳敷カールを下らなければなりません。まだ気は抜けません。


 午後1時過ぎ頃だったでしょうか、全ての荷物を背負って、まだたくさんの人が登ってくる千畳敷カールを下山しました。 登ってくる人も多いですが、下りてゆく人もたくさんいます。 登る人も、下りる人もみんな帰りのロープウェイの大混雑、待ち時間大なことはわかっているので、なんとなく急ぎ足。

 ロープウェイ乗り場で整理券をもらったのが午後2時すぎ。 ロープウェイに乗れるのは3時間待ちの午後5時すぎ。 気力、体力があれば3時間も時間があるのですからさらに千畳敷内をウロウロ紅葉見物をしていればよかったのですが、わたしはへたり込んで座ってひと眠りしていました。 トレッキングさん、またまたごめんなさいね。
 けれど時間以上に待たされることはなく、ロープウェイに乗れたときには一安心。 その後しらび平から菅の台バスセンターまでのバスは既に登りがないので臨戦態勢。 さっと乗れて、スキー場Pへも待ち時間なしで接続。

 「あ~、終わったね~。 大変なこともあったけど、素晴らしい黄葉でしたね~。 楽しかったね~。」とトレッキングさんと話しながらお風呂に向かいます。 「同じだけの人がお風呂にも行くだろうから、洗い場3時間待ちだったらどうする!?」なんて言いながら向かったのは「こぶしの湯」。 
 あれだけの人はどこへ行ってしまったのか、というほど空いていて、温泉は広い露天風呂もありとても気持ちよく汗を流してきました~!
 午後8時ごろ、お風呂を出て高速道路へ向かう道すがら、高い山の中腹にはまだこうこうと輝く施設の光が見えました。 おそらくしらび平か千畳敷駅の光でしょう。 この日の最終はいったい何時だったのでしょうか。

 ロープウェイ3時間待ち。 今思えば「大変な中行ってきたな~。」と思いますが、当日はようやく行けた木曽駒ケ岳、そしてちょうど見ごろの黄葉に、もう興奮しかありませんでした。 今でも良い思い出ばかりがよみがえります。 ロープウェイの待ち時間を除けば、これだけ良い条件(天気、黄葉、夕焼け、星空、朝焼け)のそろった山行はそうそうないだろうと思います。
 またお花の時期にも行ってみたい、夏の盛りの天の川も撮ってみたいなぁ、ともう思っています。
 今さらですが、素晴らしい中央アルプスデビューとなりました! 今回もトレッキングさん、ありがとうございました。m(_ _)m