out of curiosity #2

二つ目のブログに突入~!
ホッケー&山歩きで日光周辺に出没ちぅ!

モンブラン山群撮影紀行 ~モン・チェティフに登る~

2016-09-09 00:35:06 | 2016モンブラン撮影

2016年8月8日(月)
モンテ・ビアンコの展望台と呼ばれるモン・チェティフ山頂(Mont Chetif 2,343m)付近から



 前回のエントリーで、8月7日にフランス・シャモニーからモンブラントンネルを抜けイタリア・クールマイユールにやって来ました。 8月9日朝にクールマイユールの街からシュクルイのコルに建つヴィエイユ小屋までやってきて、モン・チェティフに登山に出掛ける所までを書きました。

 位置的なおさらいをします。 上の写真は8月6日、エギーユ・デュ・ミディ(フランス)からロープウェイに乗ってエルブロネル(イタリア)に渡り、エルブロネル展望台からイタリア側を見て撮った写真です。
 つまりこの写真右側(ちょっと後方)にはモン・ブラン(モンテ・ビアンコ)があります。 撮っている私の後方はフランス側です。 正面がイタリア側です。 写真左下に見える街がクールマイユールの街で、写真左下に切れた道路の先がモンブラントンネルでシャモニ(フランス)につながっている、という位置関係です。
 クールマイユールの街からヴィエイユ小屋方面に向かうロープウェイ、リフトはモン・チェティフの向こう側で見えません。

 ご覧の通り、モン・チェティフから写真右の方に続く山々と、私が立っているエルブロネル側(モンテ・ビアンコ側)の山々の間には大きな谷があります。 川も流れています。 Val Veny(ヴァル・ヴェニー / ヴェニー渓谷)と呼ばれ、写真右の方(東方)に行けばコンバル湿原があり、その先の山々でまたフランス国境となります。

 では、ヴィエイユ小屋からモン・チェティフ登山の続きをどうぞ。


 ヴィエイユ小屋を出発しスキー場の林道を抜け、いよいよモン・チェティフ山頂への山道に入ってきました。 林床には様々なお花が咲いています。 わかりにくいですが。w
 左の方のピンクのお花はアザミのようですが、ぜんぜんトゲトゲしくないの。 紫のヒメシャジンのような花も花が一列に着いているような感じで。 調べるとそのようはお花はあるのですが、はっきりしませんから名前は載せません。
 お花の種類がわかればもっと面白いでしょうが、難しいですね。 けど充分楽しい~! (゚∀゚)


 だんだんと山道らしくなってきます。 今回唯一自分の足でピークを踏める登山ですから、なんだかウキウキします。


すると、みんなが座り込んでモグモグ。。。 写真家柏倉陽介氏までモグモグ。w


この登山道一帯にブルーベリーが生っていました!
その後みんなで「ここにいっぱいある!」「この木は甘い!」などなど。w
白野さんも季節ごとにブルーベリーを摘んではたくさんのジャムを作られるのだそうです。
ラックブラン小屋、朝ご飯のブルーベリージャムも
こういう実をひとつひとつ摘んで作ったのでしょうねぇ~。
実が小さく、低い木なので採るのは大変ですが、美味しかったですよ~!!


標高が上がってくると、ヴァル・ヴェニーの奥の方が見えてきます。


モン・チェティフ上部の岩場も見えてきました。
柏倉さん、自分用の水と大きなポットを持っています。
ポットには水出しコーヒーを作って運んでくれています。
ランチでみんなにご馳走してくれました。(*´д`*)


だんだん斜度も出てきて、岩も多くなってきます!


木々が開けるとこの眺め!
右端がモンテ・ビアンコ。 ヴァル・ヴェニー奥の山はイタリアーフランス国境です!


photo by Nさん
景色のみならず、いつもみんなの事まで撮ってくれていたNさんが写真を送ってくださいました。
柏倉先生と一緒の物がいいでしょう、って。
ありがとうございます。m(_ _)m


ここの分岐で帰りは違うルートを通りました。


標高が随分高くなってきました。
左側がちょっと切れ落ちたようになっており、ヴァル・ヴェニーを挟んだ向こう側の
モンテ・ビアンコ山群が迫ってきます。


さて、少し花を。








ちょっと変わったお花ですよね?
こういうお花達をなぜか iphoneで撮っていたわたし。w


ちょっと広々とした気持ちの良い草地に到着しました!
目指す山頂はすぐそこです!\(^O^)/
振り返ると~。。。


こんな景色だぁ~っ!!ヾ(≧∇≦)ノ"
左上のピークがモンテ・ビアンコ。 中央がブレンバ氷河。

時間は13:00ごろ。 ツアーリーダーが「ここでお昼にしますか?」と言いましたがみんな、
「山頂まで行きましょう!」で一致!!


イヤッホ~イッ!!(*^o^*)/~

で、


と~ちゃ~くっ!!\(^O^)/
モン・チェティフ山頂(Mont Chetif 2,343m)
小屋からの標高差400m弱ですから、気持ち良く、楽しく歩けました。


さて~、お昼ご飯をいただきましょう!
白野さんとTL鈴木さんが運び上げてくれた食糧です!
このアプリコット、食べたかったんだよね~。
美味しかったですよ~。 トマトも味が濃い感じがした~!
水出しコーヒーも頂きましたよ! 渇いた喉に浸みわたる~!
パン、チーズ、生ハムも美味しくて、ピクニックみたいで本当に楽しかった!!\(^O^)/


山頂から少し離れた所にマリア像が立っています。
マリア像と奥に見える山の麓にクールマイユールの街があります。

なかなか微妙な位置に立っていて、上手く撮れないのですが。。。
なにしろ廻りは絶壁。w
マリア像の台座下に少しスペースがあって、そこで半裸体の人たちが寝っ転がって日光浴をしてました。w
ヨーロッパっぽい。w


写真左奥に続く谷はヴァル・ヴェニーから続きの北西に向かって行く谷ですが、途中で名前がヴァル・フェレに変わります。
この谷の奥に見える山々はスイス国境となります。

間近にそびえる 4,000m級モンテ・ビアンコ山群の写真は次に。。。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yuko)
2016-09-13 06:20:29
モンテビアンコと名前を変えたモンブラン、イタリア側から見ると、また、感じが違うんですね〜、
エベレストもチョモランマ、とかサガルマータとも言うし 笑
400m登ってこの景色は、実にいいですねぇ。
パンもチーズも生ハムもアプリコットや自生のブルーベリー、ああ、乾いた空気で食べると、また美味しいんだろうなぁ、、娘がイタリア出張から帰ってきたばかりなので、イタリアの空気をちょっと吸った気分 笑。
Laylaさんが写ってるお友達の写真見て、実に羨ましい〜(⌒▽⌒)
今年はもうお腹いっぱいですか? 笑
返信する
yukoさん (Layla)
2016-09-13 10:32:51
こちら側から見たモンブランは厳ついですよね。
イタリア、フランス、スイスの三国が接するこの辺りの地域。
それぞれ国が違うんだよなぁ、という感覚がちょっと掴みにくいのですが、
まぁ、国境なんて人間が勝手に作ったものですからね。
でも人と接するとやっぱりイタリア的な雰囲気を感じられました。

山旅行なのでたいそうな物は食べていませんが、
一応フランスとイタリアですから、食べ物は美味しかったですね。w

これから紅葉シーズンを控え、山にはどんどん行きたい所ですが、
やっぱりこの夏に高い山に登らなかったので、山登りがきつい。w
姉さんたちに着いて行ける自信がなくなっております。
が、それ以上に今年は特に忙しくなっているので。。。
ご一緒できる時には割り込みます!
その時はよろしくね~!
返信する
トレッキング (のんびり夫婦の山遊び)
2016-09-13 20:10:30
Laylaさん、こんばんわ!
ついついコメントが遅れてしましましたが、モン・チェ
ティフへのトレッキング、素晴らしい眺望や花もあり、
最高でしたね。
モン・チェティフ山頂、、さすがにヤナギランは終わって
しまっていたようですね。
どこを見ても絶景、さぞかしシャッターを押す指が痛く
なったことでしょう。
続きも楽しみにしています。
返信する
のんびり夫婦の山遊びさん (Layla)
2016-09-14 00:31:44
なかなか楽しいトレッキングでした!
連日動いていたので、このくらいのトレッキングが良い感じでした!
周りには面白い物、絶景が広がっているので、
撮影枚数はどんどん増えますが、
印象深く残すのはなかなか難しいです。
ここのヤナギランが咲いていれば良かったのに、ですね。w
返信する

コメントを投稿