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2017年1月6日(金)
西湖にて夕暮れ
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竜ヶ岳を下山し、再び朝撮影をした中ノ倉展望台の駐車場へ来ました。 R300(本栖みち)を身延町方向に走ると個畔沿いに向かう道との分岐に来ます。 トンネル方向がR300(本栖みち)です。 朝はこの個畔沿いの道にたくさんの車が駐車していたのでここが道だとは分からないくらいでした。 展望台と駐車場へは湖畔道路に入って少し行った左側です。(駐車場は右にもあります。) 上の写真が道路左側にある駐車場です。 奥に「浩庵」さんという民宿、お食事どころがあります。 この写真より少し手前の右側には公共のトイレもあります。 この辺どこもトイレは「50円以上の使用料のお願い」があります。
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そのトイレの向かって右辺りから「中ノ倉峠」にむかうトレイルがあります。 ここを登ってゆきます!
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よく整備された道ですが、途中急な坂もありますよ。
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登って行くと樹間越しに左から竜ヶ岳、下がった所が端足峠、また上がって雨ヶ岳、そして右端とんがっているのが毛無山?
竜ヶ岳~雨ヶ岳の登り返し、大変そうですよね?
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ここまで来たら左の「中ノ倉峠」の方へ行きます。
ここを右の方に行くとパノラマ台にも行けるのかぁ。 おもしろそう。
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さて来ました。 この展望台!
見晴らしの良い展望台の作りです!
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この展望台に来た理由は、ここからの眺めがかつて写真家、岡田紅陽が逆さ富士を撮った名所だからです。
そしてその作品が後の旧5,000円札、現在の1,000円札の図柄となっているのです。
生涯にわたり富士山を追い続けた岡田紅陽が富士山のことを「富士子」と恋人のように呼んでいた、との話がありますが、
それは小田代原の貴婦人を「彼女」と呼んでいた写真家の有田洋を思い起こさせます。
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さぁ、これが 1,000円札に近付けて撮った画像。 どうでしょうか?w
肝心の逆さ富士、が無いですからね。┐( ̄へ ̄)┌
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遠景で。
写真下中央に車が並んでいる道路が見えますが、その辺が展望台手前で、その辺から登ってきました。
撮影していると男性が一人登ってきました。
その方は夕暮れまであと一時間半そこにいる、とおっしゃいましたが。。。
私は下山しました。
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良い眺めでした。
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下まで来て見上げた展望台。 上の木のない辺りです。
車に入っておやつを食べ、暖かいものを飲んでいると、
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随分夕暮れの良い色になってきました。
このままここで夕暮れの富士山を撮るか?、とも思いましたが、
夕焼けが美しいのはこの方向の空ではないので、
このあと確認したい登山口など見にここを離れました。
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その途中、西湖を通ると富士山がやはり良い色で。。。
車を停め何枚か撮っていると、湖面がやや止まった。
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結局そこで三脚まで立て、撮影してしまいました。
周囲には他に二人のソロの写真家さんと、外国人カップル2組。
外国人大喜び。w 良かった、良かった。
久しぶりに訪れた富士山周辺でしたが、やはり行くとあれも見たい、これも見たい。 わかってくるとまた行ってみたい、となるものです。 狭いと言っても北関東から南関東まで天候は様々。 その日良い条件の場所に行く、という選択ができる場合「知っている」ことは有利です。
と同時に、ひとつの場所、被写体を愛して何度も通う大切さはあるよなぁ、という思いも常に心にはあるわけです。 今年一年またどんな写真が撮れるだろうか、撮るのだろうか、なんて考えています。
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