ほのぼの生活*ちょっとHAPPYさがしませんか?

ささやかだけど大切な日常の記録
Nikon D610*OLYMPUS OM-D E-M1MarkⅡと一緒に♪

天上に咲く紅の花

2021年09月21日 | 父と母のこと



近所の小道の脇に、気がつくと、彼岸花が咲いていました
よく、通っている道なのに
花が咲くまで気がつかないのです




どうしてだろうと調べてみたら
発芽から開花まで、たった、一週間なんだそうです

1日目に芽が出て、2日目でなんと20cmも伸び
5日目には蕾が赤く色づき、そして7日目には開花するそうです
育つスピードが速いから
気がつくと、咲いていたってことになるんですね 




先週は、父の3回忌でしたが
今回も、帰れませんでした
東京で、父のことを思い、手を合わせました

両親は、目には見えなくなりましたが
どこかで、見守ってくれているような気がします
気持ちが通じていると感じる時があるからです
今も、私に、安らぎを与えてくれる両親に、感謝しています


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今年のお盆も東京にいます

2021年08月12日 | 父と母のこと


今頃、上野の不忍池には
たくさんの蓮の花が咲いているかな
そんなことを思いながら
4年前の7月30日に撮った写真を見ています




いつもは、朝が苦手ですが
この日は、がんばって早起きしたんですよ
その甲斐あって、きれいな花を見ることができました




手水舎の写真を見ると
水盤に、心洗と彫られています
手水を使うということは
身も心も、洗い清めるという意味があるのですね



昨年は、父の初盆にも、一周忌にも帰れなくて
今年は、何とか帰りたいと思っていましたが
今の状況では、無理なようです

東京で、両親やご先祖様のことを思いながら過ごします
最後まで、東京にもう一度、行きたいと言っていたので
きっと、こちらにも来てくれると思います
明日は、両親の好きだったものをお供えして
いろんな話をしたいです


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父と母からもらったもの

2020年09月15日 | 父と母のこと


昨年11月の、ふるさとの景色です
父が旅立って、今日で一年になりました




父の状態が良くないと、連絡を受けて
東京から、ふるさとに向かう電車の中で
どうか、私が着くまで、父の意識があるようにと
ずっと祈っていました

体力は、限界を超えていたのに
父は、私を待っていてくれました

私の目を、しっかり見つめ
帰ってきたよと言うと、うなずき
それから、しばらくして、父の意識はなくなり
翌日、母の元へ旅立ちました




最後の最後まで、父は、本当に、優しかった
生きていく上で、大きな力になるものを、父からもらいました
まだ、寂しい気持ちは消えないけれど
どこかで見てくれていると信じ
前を向いて歩いて行きます



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お盆は東京で過ごしました

2020年08月15日 | 父と母のこと


昨年の夏は、父が入院していたので
7月の下旬から、ふるさとに帰っていました
毎日、病院に行って
食べられなくなった父に
砂糖とはちみつと氷を入れた水を
スプーンに少しつけて、口に運びました

それを、「うまい、うまい」と言って
少しづつ、飲み込んでいた姿を
つい、昨日のことのように思い出します

今年は、父の初盆ですが
帰ることができず
東京で、父や母、ご先祖様のことを思っています

私の顔を見ると
いつも、東京に行きたいと言っていたので
きっと、来てくれたでしょう

両親の写真の前に
私たちの食事と同じものをお供えし
話しながら、一緒に食べました

いつも、見守ってくれてありがとう
もらった物は、大きすぎて
私は、その半分も返せていないけど
これからも、感謝をしながら生きていくね



お盆になると、この道を通って
お墓参りに行きました
母が、てきぱきと持って行く物を用意して
みんなで手分けして、それらを持って
ゆっくり歩いて行きました
あの夏の日を、懐かしく思い出します


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父が最後に聞いた曲*海の幽霊

2020年06月21日 | 父と母のこと


昨年の夏は、父が誤嚥性肺炎で入院していて
ふるさとに帰り、毎日、病院に行っていました
水さえ飲むことができす
一日中、ベッドの上で過ごす父に
なんとか、もう一度、元気になって
家に連れて帰ってあげたいと思っていました

私が、病院にいる間は
冷やしたスプーンで、アイスマッサージをしたり
発声練習や、握力を鍛える訓練もしました

体調がいい時は、テレビで
阪神タイガースの試合も見ていました
「これだけ打たれたら、もう、あかんな」
そんな話を、私としながら

そうだ、音楽も聴かせてあげよう
でも、父の好きそうな曲が
ウォークマンには、入っていません
なんて、私は、気が利かないんだと思いましたが
父に音楽を聴いてみる?と聞くと、うなずきました
その時、聴いた曲が
米津玄師さんの、「海の幽霊」です

父は、知らない曲だから
もういいわ、きっと、そう言うだろうと思っていました
それが、予想に反して、ずっと、聴いているのです
「ええ曲や」そう言いながら

その時、私は、ほんとうに、うれしかった
イヤホンから流れる音楽は
確かに、父の耳に届き
ひと時でも、父の顔を穏やかにしてくれました

今でも、父のことを思うと、この曲が聴きたくなります

星が降る夜にあなたに会えた
あの夜をわすれはしない
大切なことは言葉にならない
夏の日におきた全て
思いがけず光るのは海の幽霊

風薫る砂浜で また会いましょう


お読みいただき、ありがとうございました
みなさまの応援に感謝です

2020年父の日に
コメント欄お休みしています
いつも来てくださって、ありがとう( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ ) 
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