毎日の生活は今までとおりでいいのである。
何一つ変える必要はない。
ただ変えなければいけないのは、あなたの心の姿勢だといっているのである。
逆境において勇敢であれといっているのではない。
口をへの字にむすんで頑張れと言っているのでもない。
あなたのかかえている悩みが下らぬことだと軽くみているわけでもない。
私は悩みごとや心配ごとのない人生を夢想するほど単純な人間ではない。
人それぞれに何らかの悩みをかかえていることは百も承知である。
問題はその悩みや心配ごとに対するあなたの心の姿勢が楽観的、積極的、希望的であるか、それとも悲観的、消極的、絶望的となるかである。
健康への第一のカギはまずあなたの日常における心の姿勢を楽観的、積極的、希望的な方向へ切り換えることにある。
今年で乳がん術後4年目。
検査では特に異常なし。
以前は
リュープリンの注射も(2年間はした)やめ
ホルモン療法もやりたくなくて、もらった薬もゴミ箱へ、病院の受診をすることも辞める決断をしたり、再発しても、二度と抗がん剤治療はやらない!と何かにこだわっていた。
病気に流されていた。
病気は自分で治せるから、医療に頼らなくてもいいという気持ちもあった。
今は普通に病院の受診もするし、薬も飲んでいる。
だからといって病気のことを考えすぎたりしないし、仕事も家事も頑張りすぎない。
嫌なことがあってもテキトーに発散し、
自然にいろんなことを受け入れるようにしている。
病気なったおかげで、自分の心、考え方が変化し、いろんなことの気づきがあった。
悪いことばかりではない。
ただ、いろんな意味で無理をしなくなった。ダメな所があっても別に良いんだと。
自分を責めることも少なくなった。
そうしたら、乳がん治療も自然と受け入れ
今あるがままに、生きることができている。
無理しない。
自分のできることをする。
それでいいんだと。