散文的で抒情的な、わたくしの意見

大河ドラマ、歴史小説、戦国時代のお話が中心です。

まだメタボではあるが、血糖値問題はこうして解決した。

2019年04月20日 | 病克服
気が付いたら「メタボ」です。で一年半前「血糖値に気をつけろ」と医者から言われました。

じゃあ糖質制限ダイエットだなと思い、「大豆を主食」にしたら、1か月で医者に怒られました。血糖値は下がるけど、尿酸値が異常に上がるのです。大豆の過剰摂取は禁止です。

大豆は体にいいが、といって主食にしてはならない、、、それすら知りませんでした。

でもその後、豆腐や野菜を食べながら、時々鶏肉も食べ、糖質制限ダイエットを続けました。で二か月でHbA1c(ヘモグロビンA1c)は正常化。中性脂肪も一気に減りました。

しかし食品選びが「面倒くさい」のです。パスタ(糖質)は食べてましたが、全粒粉だから値段が高い。なお研究によると普通のパスタでも全粒粉パスタと血糖上昇値は変わらないそうです。パスタ+オリーブオイルだと急激には上がりません。

HbA1c(ヘモグロビンA1c)も結構下がったので、1年前には糖質制限ダイエットはやめました。4か月ぐらいやっていた。ちなみに有酸素運動はほとんどしてません。

面倒だったけど、いいこともありました。食品の成分が分かるようになったのです。「せんべいの食べ過ぎ」がいけないことも「本当の意味」で理解しました。

4か月糖質制限しただけでも「美食への誘惑」はかなり断ち切れます。今年の1月には前年度より体重も12キロ減ってました。1年半で12キロ減。でもまだメタボです。

無理なダイエットはやめても、以後は自然に「質素な食事」に慣れてきました。特に意識はしないのですが、ゴージャスな料理は「体に悪い」と自然に思うようになりました。「海鮮ちらし寿司」さえちょっと「ためらい」を覚えます。

間食も一切やめていたのですが、この冬は結構せんべいとかも食べていた。でも全体として質素な食事なので、検査値は上がりません。それでも多少は上がったので、やっぱ間食はいけないとは思っています。多少なら大丈夫でしょう。

極端なダイエットは苦しいし、苦しいから続きません。HbA1c(ヘモグロビンA1c)だけでなく食後血糖も大事とは思いますが、そこまで気にして生きていても、、、「血液検査対策の人生」になってしまう。それに食後血糖は「家庭で測る」ことは普通はできません。HbA1c(ヘモグロビンA1c)で十分だと、医者も言ってましたし、私もそう割り切っています。

簡単なのは「食品成分を知ること」です。頭の中で「これは糖質、カロリーはこれぐらい」「これはタンパク質、カロリーこれぐらい」と計算できるようになると、自然に「どか食い」もなくなってきました。

病気は遺伝とかもあり、体質の問題もあり、対策は人それぞれですが、質素食なら太らないは確かでしょう。血液検査の日程を決めておくと、それがプレッシャーになって、結構食欲をコントロールできるので、それも「おすすめ」です。

令和批判をしたくなる心理・皇族は無謬の存在ではない

2019年04月20日 | 令和
令和、が発表された時、「令和批判」をしたらアクセスが1日で2000PVを超えました。あの時の自分の心理をちょっと分析してみます。

1、まず安倍氏による政治のモラルの溶解が嫌だったのだと思います。溶けて崩れていく日本、西部邁さんがそんな文章を書いていましたが、まさに政治モラルが溶けて崩れています。指導者は一般人より「高いモラル」が求められる。少なくとも「建前であっても」、モラルハザードと言われないような政治姿勢が必要です。今回の問題でも「元号や天皇の政治利用」を明確に行っています。憲法違反です。私はそう思います。

2、令和になったから新時代って、何だそれ?という意識が強い。論理的におかしいからです。何ひとつ変わらないのに。天皇が変わるだけなのに。まあこれは「ひねくれ」ですね。

まあそんな心理だったのだと思います。

さらに言えば、現皇太子がかわいそうという意識もありました。やがて令和天皇となるのです。字にセンスが感じられない。60ぐらいになって「これから本当の出番」というのもかわいそう。

天皇の定年だって65か70でいいはずです。

そうでなくても彼(皇太子)は、ネットのコメント欄なんかではひどく批判されます。やたらと彼の発言とかを知っている人間がいて、クレーマーのように批判します。

まあ雅子さんは、あのまま外務省にいたら、適応障害にはならなかったでしょう。でももう言っても「せんなき」ことです。皇太子だって適応障害にしたくて求婚したわけでもありますまい。

どうも皇室に「無謬性」という幻想を付加したい人が多いようです。無謬性とは間違いがない、傷がないことです。次の皇后が精神面で問題を抱えていてはいけないとか思っているのでしょう。「適応障害」なんて普通の病気です。逃げられない環境でそれと戦っているの彼女にエールを送るべきでしょう。

この無謬性の幻想は、小室氏の問題でも猛威を振るっています。秋篠宮家はネットでは評判がよかったのですが、この問題以降急降下。キコさんなんか「女帝」とかひどい言われようです。マコさんなぞ結婚すれば皇族でなくなるのに。

カコさんが20歳の時に「会見」をしました。今は直りましたが、「舌足らずの現代風のしゃべり」でした。「かわいいし、ほほえましい」と思いました。

するとTVのコメンターが言います。「口調がはっきりして20歳とは思えない」。ずっこけそうになりました。あの頃は「舌足らず」だったのです。

中学の時、社会の先生が「もっとも正しい日本語を使うのは昭和天皇陛下だ」と言いました。でTVをみたら「あっそう」の連発です。終戦まで専制君主でしたから、専制君主の特徴といわれる「やや抑揚に欠けた言葉遣い」も彼の特徴でした。

「どこが日本一正しいだ、いい加減な先生だな」と思いました。

「皇室への無謬性の幻想」を抱くと、きっとあの口調すら「正しい」と思えたのでしょう。「皇室への無謬性の幻想」は皇族にとっても迷惑だと思います。間違いのない人間なんていないのです。