珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

煽る

2019-07-17 | 海辞典
あおる【煽る】
他人を刺激して、人をある行動に駆り立てたりする。
たきつける。扇動する。
「憎しみをー・る」
「群衆をー・ってデモに駆り立てる」
 三省堂 大辞林



あおる【煽る】
以前、ワクチン、ワクチンと難病をネタに煽られた結果、結局それで儲ける製薬会社など、何かを手にする人がいた。

一見、あなたのためと「忠告」を装いつつ、人に不吉なことを言って心配や不安を煽る人。
こういう人はだいたい「そうだったらいいのになあ(▼∀▼)」というウキウキするような願望を秘めていた。

煽る人にはだいたいが、邪(よこしま)な目的があるんだと思った。
目的は金や快楽など価値観によって様々だけど、煽る人を見たら目的に注目すべし。

デジタル海辞典(版元不明)
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是々非々

2019-07-11 | 海辞典
ぜぜひひ【是々非々】
一定の立場のとらわれず、よいことをよいとして賛成し、悪いことは悪いとして反対すること
「~主義」
三省堂 大辞林



ぜぜひひ【是々非々】
私がネットで初めて「是々非々」という言葉を上げたのは2018年8月、鯛焼きさんのブログに初投稿した時と思う。
ネットに書き始めて5年弱でようやく書いた、簡単ではない「公平さ」を持たねばならない重い言葉。

「忙しい、忙しいっていう人に限って暇」シリーズ。
是々非々是々非々っていう奴に限ってバイアスがかった偏見( ̄◇ ̄)
と言われないように、丁寧に感じ、噛みしめたい言葉。

あばたもえくぼ。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。
これを鉄のごとく凌駕して俯瞰しつつ、流行語や在庫一掃セールのように安売りしてはいけない言葉。

デジタル海辞典(版元不明)
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本音とは?

2019-07-07 | 海辞典
ほんね【本音】
① 本心から出た言葉。 「 -を吐く」 「 -を漏らす」
② 本当の音色。
 大辞林 第三版 



【本音】
リアルではしがらみや諸々があって本心は明かせないが、ネットの匿名や名無しなら「本音が言えるわ」などと短絡的に用いられる。
殊更、政治や宗教の語りや、あの人をどう思うかが「ネットに真意が語られているんだわ」など。

が、簡単に操られることなかれ。

しがらみや煩雑な人間関係こそがこの世の嘘偽りない事実であり、そんなものがなかったら、それこそ都合のいい虚構の世界である。

見たくない現実に目をそらすことなく知恵と工夫と精神力を駆使してする、自分の主張であればこそ、それが本人のありのままの力量である。

ネットで立派なことをすぱんすぱん語れる端切れよい人が、リアルでは下を向いてモジモジだとしたら、それって本音と呼べるのか疑問に思う。

また自分の見栄や興奮したねつ造、実際に知りもしない人をこうだったらいいのになあという想像や願望を、真実のように指せる便利な言葉。

デジタル海辞典(版元不明)
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賛否

2019-03-27 | 海辞典
中学生にイジメ問題を尋ねると
「ネットなら死ねと言える」
と答えるそうである。
むしろそれで盛り上がったり、喜んでもらえるから楽しいそうである。
まあそうだろうね。
大人でも透明人間なら、いそいそと中傷のビラ配りができるのだから。
でもビラの内容を、名札をつけて主張するのは嫌。

だって自分だとわかったら、逃げられないし、嫌われるし、居場所も失う。
怖いのは「それ」で、心が痛むのも、ただ「それ」

さんぴ【賛否】
そのことについて「賛成」と「反対」の両方の意見があること。
(デジタル大辞泉 小学館)


さんぴ【賛否】
発信しているものは賛否あって当然。
賛同、賛嘆だけ認めて批判は受け付けないのか?
と、否の方が殊更声を荒げること。
続いて「悪口と反対意見の区別もつかないのか?」と言うわりに、反対意見の幅は、批判、中傷、侮辱、罵倒、人格攻撃、名誉棄損まで、まことに懐が深い。
そして決して名を明かさないところが、タイガーマスクのプレゼントのようにまことに奥ゆかしい。

デジタル海辞典(版元不明)




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よかれと思って

2019-02-28 | 海辞典
よかれと思って
「善意で」「親切心で」等の意味を持つ言い回し。
しかし言葉とは裏腹に、良くない結果をもたらす事も多く、しばしば言い訳・弁明めいた使い方すらされる。
(ニコニコ大百科)

相手に対する親切心から何らかの行動を起こしたさま
この表現が使われた場合、実際には相手の利益にならないまたは相手が利益に感じない行動であったという意味が含まれることが多い。
 (実用日本語表現辞典 )


これを言う前に、相手のための「よかれ」なのか、自分にとっての「よかれ」なのか一考すべしと思う。
案外、自分の気が済むための「よかれ」なのでは?
こういう人には、相手が自分で決めるという「よかれ」はない。
(デジタル海辞典)
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便利な言葉

2019-02-18 | 海辞典
【マインドコントロール】
巧みな情報操作によって,行動・思想・感情に全人的な変化を,自然にかつ強固に一定の方向に導くこと。
(百科事典マイペディア)


洗脳は、長時間にわたる身体的拘束や拷問、薬物の投与などにより、個人の精神構造(信念やアイデンティティー)を強制的に変えるものである。
これに対してマインド・コントロールは、物理的・身体的に強制的な方法を用いずに、本人にもまた周囲の人々にも、それとは気づかれないうちに個人の精神構造に影響力を及ぼすような、洗練された社会心理学的テクニックである。
しかし、マインド・コントロールという言葉は心理学の用語としては認められておらず、カルトが暗黙のうちに使っているテクニックをそう呼ぶようになった。
((株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」)


【マインドコントロール】
親など逆らえない立場の人から強烈な教育されたとしても、他からいくらでも学べる情報社会にいながら、それを怠り、こうなったのは人のせいにしたい時に絶好の言葉。
これを持ち出せば、一定の理解と同情をされる。

自分は個人的に、その知識は「無い」わけでなく、むしろソラで言えるほどあって、そういうものは存在するのかもしれないが、実感ができないのが残念である。
もっとも実感ができないものがマインドコントロールといわれるが。

また「巧みな情報操作によって,行動・思想・感情に全人的な変化を,自然にかつ強固に一定の方向に導く」というので、ぜひ子どもの躾と教育に生かしたいと頑張ってみたいが、我が子でさえ「自然にかつ強固」など本当に難しい。
ちなみに悪い誘導はなぜか簡単。
要は都合のわるいことだけを都合よく選抜して使う言葉のようである。
同じ「巧みな情報操作によって,行動・思想・感情に全人的な変化を,自然にかつ強固に一定の方向に導いた」にしても、都合のよいことは都合よろしく「背中を押された」「☆覚醒☆」「自分で気づいたからこそ」とキレイに言われて、侮蔑をこめたMCのそれとは別にされる。

デジタル海辞典(版元不明)



夫の友人で、幼少より毛穴から医者になるように強固に教育されて、これ以外は認められない如くにレールを敷かれた人がいる。
最終的に医者になれずに心を病んでしまったが、その過程において一人っ子だの長男だの、言い訳ばかりがながったらしく、アラフィフになった今もまだごちゃごちゃ言っている。
彼もきっと、親だの環境だのにマインドコントロールされたと言いたいのだろう。
でも「医者になる」という目的だけは、なぜか学校にも先生にもマインドコントロールされなかった。
勝手な理屈と感じてしまうんだけれど…

尚「コントロールされた」と勧んで言いたがる人は同時に与えられたものも人一倍あるということなのに、それを生かせないとは、なんとまあMOTTAINA~I!!



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論破

2019-02-17 | 海辞典
ろんぱ【論破】
相手の理論・切論を破ること。対象を言い破ること。議論で相手を言い負かす・屈服させることなどを意味する。
(ニコニコ大百科)

 
ろんぱ【論破】
ツチノコとUFOと、鎌倉時代の伝説と、姿を消してからのD作先生同様、実在するものなのか疑わしい。
少なくとも私は見たことがない。
見たことがあるのは
①「こうだ」と思うお互いが、お互いをやりこめようとして、平行線のまま捨て台詞を吐いてモノ別れすること。
②最初から興味をもって納得したい人を信じ込ませること。
或いは無理強い。
それを「論破」だと思いこんでいる人。

デジタル海辞典(版元不明)


それでもファンタジーを夢見て挑む人が後を絶たない。

不毛な争いを生むだけと思う。
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