一生ものだと自慢のはずだった夫のステレオセットのアンプが壊れて以来、テレビはもちろん、映画も観ることがめっきり減ってしまった。
(テレビの音源はアンプからスピーカーにつないでいる)
最近の若い子は、何でもスマホやパソコンで見るらしいけど、その感覚は「映画や音楽は大画面、大音量で視聴しないとつまらない」と信じている私の世代にはよくわからない。
映像は大画面で、音はイヤフォンじゃなくて体感したいのだ。
先日やっとアンプを変えて、大量にあるDVDやブルーレイやCDをまとめて視聴できるデッキも買い直した。
端子の規格もとっくに変わっているから、これを機にやっと今風の設備にしたんだけど、でもこれだって若い子から見たら古臭い。
最近は全部「配信」から取り込むのが主流だし、私の世代では集めまくったそれらの「わざわざ箱から取り出してセットするソフト」なんてめんどくさい産物かもね。
が、夫などは「俺は古い人間だから、こういうのを並べてコレクション魂を満足させるのが好き」と言って、未だにビデオもレーザーディスクも、レコードもカセットも捨てないで持っている。
オーディオ設備を眺めるのも好きみたいだけど、それにしても昨今のそれらのコンパクト化に驚く。
娘いわく「音楽室にあるのと一緒」と言っていたバカでかいアンプも、何分に一になって配線も簡単になった。(繋ぐクン(死語)なんていなくても私でもできる😅 )
その分、開いたラックのスペースに大量のソフトを並べていくのは楽しい。
そういえば子供の写真も、私はPCに収めておくだけには満足できず、プリントして、レイアウトを考えながらアルバムに貼って並べるのが楽しかった。
将来、娘にプレゼントしようとウキウキしていたけど、昨今はそんなのかさばって邪魔だからデータを送るだけにして、とか言われるのだろうか?
自分では合理的な人間のつもりだったけど、こういうところはしっかり昭和というか😅