珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

4年2組

2019-12-06 | 日記
何度か書いたけど、私は小学校の4年2組の一年間が、今振り返っても人生でとてもとても好きで幸せな一年だった。
どれだけ愛しい日々だったかというと、だってこの年だけ「時間割」を覚えてるくらいだもんね。
小学校の時間割なんて覚えてる?ふつう?
https://blog.goo.ne.jp/kaishidosisters2018/e/c58b090e73af9bf7b0baf2657ab4b5d0
(2019年1月20日「記憶」参照)

この年に担任だったM先生が、私たちを叱る度にこう言った。
「君らは怒られると嫌な気分になるかもしれないが、怒っている先生も同じだけ嫌な気分になるんだ」
余計な理屈を言わずにただそれだけ。

親であれ、教師であれ、上司であれ、教祖であれ、幹部であれ、テレビやネットの評論家であれ、誰であれ、
自分が正しいという絶対的な免罪符というを振りかざす人で、これをちゃんと伝えてくれた人は、私の知る限りM先生しかいない。

私には当時、それが理屈というより先生の顔を見て感覚で伝わったんだと思う。

脳は主語がわからないなんて理屈は、大人になってから知識で知った。
これを10歳の子どもにわからせたのがM先生だったと、今改めて感謝を思う。
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