神奈川工科大学/災害支援関連ブログ

2011年4月開始の「東日本大震災被災者支援ブログ」を名称変更し、さらに広い支援活動に関する実践、教育、研究を掲載します

神奈川工科大学エコ・マニフェスト10ヶ条

2021-04-14 11:40:36 | キャンパス
 前々回のブログで、節電の話を書きました。神奈川工科大学では、以前よりエコ・マニュフェストを掲げております。
 ここで、いっぺん復習をしておきましょう。なんとなく身についているものもあれば、ふと忘れて学生生活をしているものもあると思います。

公約10ヶ条とは、
1. 冷暖房は設定温度(夏は28℃、冬は20℃)を守ろう
2. 水を大切にする工夫をしよう
3. 無駄な照明はストップ、昼間の照明にも気を遣おう
4. パソコンの使い方も工夫して節電しよう
5. 車・バイクの使い方で環境に配慮しよう
6. できるだけ階段を使おう
7. 実験は、環境に配慮して実施しよう
8. ゴミを少なくする工夫をしよう
9. ペーパーレス化を推進しよう
10. 買い物するときもエコに気を配ろう

 以上は、主に学内で実行するエコ活動に加えて、自宅や街に出た時など日常生活の中でも気を付けたい環境配慮への目標が記されています。できるだけ、実行していきましょう。

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地域連携災害ケア研究センター幹事



防災教育を学生も市民も受けられるように・・・

2021-04-13 16:18:29 | 地域と共に
 当大学には、多くの教員を擁しており、13学科という多分野の研究、他に幅広い基礎教養科目を担当し、幅広い人格形成を担う人材が勤めています。そこで、キーワードを環境や健康、AIやロボティクスというさまざまな領域から「災害」をみていくと、甚大な被害をもたらすさまざまな災害に打ち勝つ、耐えしのぐ、そして復活する方策というものが生み出されると思います。
 当大学を避難場所としている地元自治会に、以前アンケートを取らせていただきました。アンケートの最後の設問で「避難所に希望することは何ですか?」と伺ったところ、次のような回答件数でした。実は各項目に、細かな内訳があるのですが、ここでは省略します。多い順に並べています。(回答は345世帯/全750世帯中)
①食糧・飲料水 142
②プライバシーの保護 136
③トイレ 124
④暑さ・寒さ対策 50
⑤風呂・シャワー 41
⑥寝具・毛布 41
⑦情報管理 30
⑧医療関係 28
⑨ペットの避難 26
⑩治安・安全 18
⑪着替え・オムツ 11
 今、当大学では、関係部署が、こうした希望に対応するため、備蓄や設備などを整えているところです。学生も教職員も周辺に住んでいたり働いている方々も、皆が一時避難した際に、全員が安全で健康に過ごせるよう準備をしています。

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節電に努めましょう!

2021-04-12 10:50:56 | キャンパス
 本日、4月13日(火)より、省エネ(空調機器電源の消し忘れ)対策として、C2、K3号館の空調機器のスケージュール管理が実施されます。決められた時間に、自動的に空調機器の電源がOFFとなります。電源OFFになった後は、必要に応じて電源をONすると空調機器の使用が可能です。大学より協力依頼が来ていますので、ご確認ください。

 振り返ってみますと、このブログで、2011年6月23日に、当時、計画停電もありましたので、大学の全教職員、学生に向けて、節電の協力依頼をしていました。例えば、下記のように・・・  
(1)各室(講義室を含む)空調設定温度の厳守、そして空調機の省エネ運転、また、授業・会議など不在時のOFF(運転停止)
(2)研究室・実験室・事務室・教室・体育館等照明の安全・教育上問題のない範囲で部分消灯
 昼休み時および未使用室の消灯、不在時の消灯
(3)PC等不使用時の電源OFF・モニター照度の低減および離席時の電源OFF
(4)コピー機・プリンター等は、11:30~15:30の間は使用控え
(5)電子レンジ・電気ポット等電化製品の11:30~15:30間の使用停止
などでした。
 それぞれに削減目標値を付けていました。そして、学内何か所かにあるモニターに電力使用状況が定期的に映し出されていました。今では、教員向けサイトで下記の写真のように10分ごとのグラフにより「見える化」が図られています。
 電力を使うということは、さまざまな人間の生活に恩恵をもたらしていると共に、未来につけツケを残すことになります。キャンパスでの小さな気遣いが大切になりますね。


パソコンで見る当大学の電力使用量の見える化(画面は学内全体の電力使用量)。
各建物別にも電力少量の経時的変化を確認することができます。

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コロナ感染の拡大が収まりません、皆さん、注意して生活しましょう!!

2021-04-09 15:13:36 | キャンパス

 厚木市には5つの大学があります。湘北短期大学、松蔭大学、東京工芸大学厚木キャンパス、東京農業大学厚木キャンパス、そして神奈川工科大学。この5つの大学の学生がzoomミーティングやラインで、このコロナ禍での過ごし方、留意すべきことなどを話し合い、ポスター制作をしました。その一つが下に示したものです(ごめんなさい、ポスターを写真に写したので鮮明ではありません。)
 『withコロナ期をめげず、元気に過ごす!ちょっとしたコツや心構えを話し合おう』そうしたzoomミーティングをきっかけに学生の皆さんが、互いにつながって、できあがったメッセージ・ポスターです。昨年11月に発表したものですが、この4月に入ってもまだまだ不安な状況が続いており、メッセージは今でも届けたい内容となっています。災害時と同様、お互いのことを思いやりながら、過ごしていきましょう!!




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いざという時、こんなことも配慮してます

2021-04-08 14:07:54 | キャンパス
 いざという時、支援物資の輸送のトラックが頻繁に行き来する被災地の状況を体験している教員は、こんな心配をしています。「当大学が避難所開設時に大型の輸送トラックが出入りすることも予想されるが、大丈夫だろうか」と。
 実は、古い建物が立ち並んでいた時代から、新たなキャンパスとして再開発を行う際に、災害時対応を織り込んでいました。K1号館とK2号間の間を、旧体育館まで大型トラックが走行できるよう強度を持たせています。旧体育館の使用目的などは明確に取り決めていませんが、講義棟の建物よりも体育館はさまざまな支援物資の出し入れには都合がよいので、いざという時の配慮として路面の状態の強化が図られています。表面からみていても、ちょっとわかりませんけど・・・。


K1号館とK2号館の間はバスが何台か停車できるスペースがあります

         
K1とK2を抜けて    中庭にでて右手に回り込むと  旧体育館に横付けできる 

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