紀伊國屋書店(流山おおたかの森S・C店)に行くと、いつも平積みされている佐藤 優氏の書籍…そしてその殆どには、氏の顔写真が印刷された帯がついています。私は、意図が分からないまま、どうもその辺をうさん臭く感じていたので、中々手にとれないでいました。しかし違和感を解消する出会いがやってきました。「嫉妬と自己愛」という題が、私が今、可能な限り解明!?したい分野でしたので、躊躇せず買ってみたところ、欲していた情報が満載でした。
佐藤優さんによると「イエスは、隣人を単に『愛しなさい』と言っているのではなく『自分のように愛しなさい』と言っていることが重要であり『自分を愛することができない人が、他者を愛することなどできない』というのが、キリスト教の愛に対する考え方である。従って自己愛はとても重要な概念であるが、嫉妬と隣り合わせの感情であり、制御することはとても難しい」とのこと。私たちは「健全な自己愛」を獲得するために、自分が自分を大切にするように、他人も自分を大切に思っている。それを許容できるようになる必要があります。