人生を生き抜くために必要なもの・・・テーマがでかすぎるために、まとまらないので、取り急ぎ・・・
それは、人生で出逢う悲しさや苦しさに耐える力である。
そして、それは、いずれ訪れる老いや自分の死に耐えられるような心を身に付けることなのかもしれない。
若い頃には、自分の存在価値が見つからないなどの悲しみ、苦しみに出会うことはあるかもしれないが、
老いることの悲しさは理解しにくいかもしれない。
人生で出逢う悲しさや苦しさに耐える力、それは、逆説的ではあるが、人生で出逢う楽しさや喜びを知ることで
得られる。だから、紹介した著者の主張とは異なるかもしれないが、以下の5つを実践して欲しい。
先ず、やりたいことを徹底的にやることだ。とりあえず、できること、許されることから徹底的にやっていこう。
それは、絶対に人の価値観に合わせるようなことではいけない。誰かに(特定の集団)に気にいられるために、
好きでもないことにエネルギーを費やしてはいけない。内田樹先生は「人は人の欲望を欲望する」と仰っているが、
人の欲望を模倣するのではなく、自分自身が望んでいることを見つけなければならない。
次に、やりたいことを徹底的にやるには、やりたいことを徹底的にやることができる環境を整えなければならない。
まだ、親元にいて保護されている立場であれば、保護者の理解を得ることが必要である。保護者は当然、大人だから、
あなたより若干、古いピジョン、価値観を持っているはずである。だから、その古い価値観を押し付けてくるはずだ。
たとえば「良い高校、良い大学に進学し、良い会社に就職できるように勉強しなさい」などである。しかし保護者が
押し付けてくる価値観が「あなたがこれから生き抜いて行かなければならない社会の価値観」と違う可能性がある。
あなたが気付いている「これからの時代を時代を生き抜いて行くために必要な価値観」と保護者の価値観が違ったら、
保護者の価値観と自分の価値観を敵対させるのではなく、どちらもそれなりに満たさなければならない。
結果的にそれが、自分がやりたいことを徹底的にやるための環境を整える最善の手段である。
あなたが大人であっても、結婚しているのなら配偶者の理解をえることが必要である。
つまり、配偶者の望んでいることも叶えながら、あなたの好きなことをするための時間、資金などのリソースを
獲得しなければならないのだ。
やりたいことをやっている以外の時間は(環境を整えるために)やらなければならないこと、期待されていることを
やるために全力で立ち向かわなければならない。繰り返しになるが、それが、やりたいことを徹底的にやるための
環境を整える最善の方法だ。人間は、やりたいことをやっている時に一番能力が発揮されるし、スキルもアップする。
だから、やりたいことを徹底的にやることによって得られる能力は、やらなければならないこと、周囲に期待されて
いることをこなすためにも活かせる可能性が高い。