デザイン・シンキング・アプローチを用いて、イノベーションのジレンマを克服する。

デザイナーにとっては当たり前のデザイン思考は、デキるビジネスマンにとっては、むしろ意外なアプローチみたいです。

「仕組み」思考術

2018-07-22 09:57:08 | ビジネス
著者 : 泉正人
アスコム
発売日 : 2009-07-01
「自己意識」の考え方の下では、目の前に起きている「現実」はすべて正しく、すべての
事象の原因は自分にあるととらえます。そうすることで物事が解決しやすくなるからです。

 泉 正人さんの本を読むのは「仕組み」節約術、「仕組み」仕事術、お金の大事な話、に
続いて4冊目。泉さんが日々を送るうえで常に心がけているキーワードは・自己意識
・学習主義・持続性。三つの中で私が取り入れたいのは「すべては自分に原因があり、
何が起こっても自らの責任ととらえ、自分の行動をコントロールしていく」という
考え方の「自己意識」。

「人のせい」にしている限り問題が解決することはないが
「自分のせい」と捉えてみると驚くほど前向きで建設的な考えが生まれ、
怒りや焦り、不満、イライラも軽減され気楽になれる。とのこと。

 キーワードの二つ目は「学習主義」。「何事も自らの人生にとって学びになる」と
思うようにする。という考え方だそうです。仕事は面白いことばかりではないし、
不得手なことをやらなければならないこともありますけど、そこからでも何か
学んでやろうという貪欲な気持ちがあれば必ず糧になることが得られるはずです。

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なぜ、あなたの仕事は終わらないのか

2018-07-22 09:48:10 | ビジネス
 2016/6/7第一刷発行なのに、BOOK OFFの~200円コーナーで
見かけるようになってしまった『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか』。
Windows 95、98のアーキテクトを務めたプログラマーは「集中力を
無理に弾き出さなければいけない仕事をそもそもするな」言い放ち、
若干強引な方法を使いながらも、自分が本当に好きなこと・やりたいこと
・夢中になれることを見つけ出し、勝ち取って来た軌跡を振り返る。
 
 その秘訣の中核は「すべての仕事をスタートダッシュでこなして、
最初の2割の期間で仕事量の8割を終える。」こと…

 中島聡さんは「やりたいことはもちろん、やりたくないことこそ、
とにかく取り掛かって効率よく終わらせることで、やりたいことに
割ける時間が増える」と書かれています。また「とにかく取り掛かる
ことで、難易度もボリュームも見積もることができる。
 プロトタイプを作ることで、周囲の理解も得られ、承認される。
最初の2割で8割がた完成させることで、時間の余裕が生まれる」と
書いていますが、それが出来ないから、苦しいんですよね。
でも出来れば楽になれる(・・?


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人生って、それに早く気づいた者勝ちなんだ!

2018-07-22 09:41:18 | ライフ
『死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉』を
探していたところ、すべての著書が同じような内容のようなので、
安くなっていたこの本を手に入れた。これから就職する若者向けなのか、
50の金言が4ページにまとめられ読みやすい。

 読書に馴染みのない方にも薦められるが、そのような人が自らこの本を手に
取ることはないかも?一方、多くの提言が短いエピソードに支えられているので、
一つひとつが印象に残らないという欠点もある。この本を読んで目から鱗が落ちたり、
膝を打った方は、日記に転記する必要がありそうだ。

 人は、自分の技を磨きながら人格を磨いている。人格を磨く手段として、才能と
時間が与えられた。自分の技で隣の人を笑顔に出来た瞬間「生まれてきてよかった」と
思える。技を磨くということは、プロセスそのものが楽しくなければならない。

 楽しめないということは、継続できない。成長しないということだ。どんなに
美辞麗句を並べ立てたところで、技を磨いていなければ単なる偽善者と思われても
文句は言えない。技を磨くというのは、それだけ難しい修行なのだ。
技を磨くためには、師匠とライバルの存在が必要になる。

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ジーパンをはく中年は幸せになれない

2018-07-22 09:30:06 | 人文科学
 この度紹介するこの本ですが、決して、ジーパンをはく中年が、
幸せになれない原因や、その対策を述べたものではありません。
このタイトルは、書店で「ジーパンをはいている中年の皆さん
(あなたかもしれません)」に手にとって買ってもらうための
もので、この本は、そのような中年のための心理学の本なのです。

 実は、私、心理学や精神分析に興味があり(アカデミックに
学んだわけでは無いので、間違いがあったらご容赦ください)、
この手の本は随分読んだのですが、この本を買った理由は、
新しい視点を感じたからです。

 「ジーパンをはく中年は幸せになれない」は、第一章のタイトルで、
第三章のタイトルは「親切にしすぎると、仕返しされる」というものです。
要旨といたしましては、親切にしすぎると相手に、借金がたまって
来たときのような【心理的負債感】を与えてしまい、相手はその負債を
「とても返しきれない」という絶望から、親切にしてくれた人がだんだん
憎くなってくるということも起こるというものです。

 私たちの身に起こる不可解な出来事を、心理学的な側面から
解明してくれる。私たちがこれからの人生をより実りあるものに
するために、是非読んでみていただきたい本です。


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未来の年表 人口減少日本でこれから起きること

2018-07-21 18:20:33 | 人文科学
 自分の身の回りで起きていることも、本書に書かれていることを意識してみると、様々な兆候が表れていることがわかります。

 人口が減少する理由と影響を様々な証拠に基づいて説明している。人口減少は、毎年、百万人減るとかの穏やかなものではなく、雪山を転がる雪だまのように、いずれ雪崩になるかもしれない。日本は、沈没する前に、無人島になるのか、それとも、植民地になるのか?

 我家の子供たちは、姉妹の二人、でも私は一人っ子、子供のいない夫婦、結婚をしない方も増え、漠然と少子高齢化が進んでいるんだろうなぁ~とは思っていましたが、その結果がもたらすものが、これほどどのものとは…

 この手の課題は、正確に把握しておいた方が良いと思い『あと20年でなくなる50の仕事』を手に入れました。長女の夫は、システムエンジニアなのですが、プログラマーなどの職種も、国内での雇用が減っていくだろう、とのことです。日本で働ける人は、特別な能力を持っている人だけになりそうですね。国内に残れる技術者の一つは、トラブルに対処する人たちでしょうね。どんなシステムにもトラブルはつきものですから…


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自分の時間を取り戻そう

2018-07-15 19:31:27 | ビジネス
 3ヵ月半後に定年を迎える私は『日本流イノベーション』『未来の年表』『クラウドからAIへ』など、
自分を取り巻く環境はどのように変わるのか?その変化に対応するためにはどのような選択肢があるのか?
という問いに対するヒントが与えてくれそうな本を中心に読んでいるのですが、この『自分の時間を取り
戻そう』は、その目的に最も適合した本でした。

 自分の仕事の生産性を極限まで上げること〔投入した希少資源(主に時間)に対し、得られた成果の
比率を上げること〕によって、残りの人生を「有意義だった」と思えるものに仕上げたいと思います。

 最初は、ちょっとキツイ!と思った、ちきりんさんの言葉が、最後は、読者の、そして社会の未来に
向けた優しいまなざしから発信されたものなのだと感じるようになりました。この本は、『自分の
アタマで考えよう』『マーケット感覚を身につけよう』に続くシリーズの3作目とのことなので、
前作も手に入れたいと思います。

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マーケット感覚を身につけよう

2018-07-15 19:24:10 | ビジネス
 隣人との物々交換の時代から、ネットワークで繋がった他者と情報を交換する
時代になったことによって、企業の場合は、できることを期待している人に
届けるために、個人の場合は、自分がやりたいこと、できることを求めている人を
見つけるために、従来のマーケティングではなく、ちきりんさんが定義するところの
「マーケット感覚」を身につける必要がある。

 マーケット(市場)が求めているものを無理やり捻出するのではなく、自社、
自分が生み出せるもの、既に持っているものを、先ず求めている他社、他者を発見し、
次に届ける仕組みを作るために。

 これからは、《身につけたスキルが「誰にとってどんな価値があるのか、
見極める能力」》を身に付けられるようにしたいと思いました。

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未来の働き方を考えよう

2018-07-15 19:16:06 | ビジネス
 私にとって4冊目に当たる、ちきりんさんの著作。
 読み終わった後、何の苦労もなく、感想・レビューが書けるものと、
中々うまくまとまらないものがありますが、この本は後者。きっと
様々な提案が込められていて、それが今の、ちきりんさんの生き方に
収斂しているからでしょう。

 人の寿命が伸び、必然的に働かなければならない期間が長くなる人が
多くなるわけですが、社会は激しく移り変わり、個人の体力、心も
変化するわけですから、いままでの働き方が、ずっと通じないわけで、
現実をしっかり見つめて冷静に対処しなければならないということです。

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自分のアタマで考えよう

2018-07-15 19:09:03 | ビジネス
著者 : ちきりん
ダイヤモンド社
発売日 : 2011-10-28
 ちきりんさんは、月に百万以上のページビュー、日に2万以上のユニークユーザーを持つブロガー。
社会人になったころ、上司に「考えが浅い!もっとよく考えろ!」と何度も叱られたことがあり
「なにをどう考えればいいのよ!?」と心の底で叫んでいたそうです。

 この本は、あのころの自分に役立つような、わかりやすく、読んでいても楽しい「考えるための
方法論をまとめた本」にしたい。と考えたそうです。
 「答えとしての知識」を受け入れてしまうようような人は「考える」ことが「知る」こととは
違うのだというところからはじめる必要があるとのこと。

 私もブロガーの端くれ(崖っぷち)として、ちきりんさんスゲーって思いますけど、
元々お持ちだった才能に加えて証券会社勤務、米国の大学院へ留学、外資系企業に勤務などを
経る過程で培われた視点なのでしょうね。

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僕がグーグルで成長できた理由

2018-07-15 18:59:01 | ビジネス
 ドキュメンタリーでも小説でもRPGゲームでも、私が最も面白いと思うのは成長譚です。
 この本は、徳生さんというヒーローが成長する軌跡を描いた物語…。
 上阪さんというライターによって、かなりブーストされているところや、あっさり
切り取られてしまったところもあるかもしれませんが、まるで良く出来た小説のように
ダイナミックな展開を楽しむことができます。

 主人公の徳生さんは、手練れによる似顔絵を見て、良い意味で「盲点の窓」を開け放ち、
今まで知らなかった魅力的な自分を発見することができたのではないかと思います。

 徳生さんの進学、就職、転職、そしてグーグルにおける成長物語は、とても具体的な
話しですし、普通の人とはかなりかけ離れているレベルなので、自分の指南書としては
役に立たないのではないか?という思うかもしれませんが、それは杞憂です。

 この物語りは、ある意味ビジネス書とも言えるし、自己啓発書とも言える側面もあるので、
それぞれの読者の礎になってくれる堅牢さと、具体的な行動や習慣に落とし込める智恵を
兼ね備えています。

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