新社会人って言うか、新社会人だった頃の自分にアドバイスしてあげたい。
それは…
英語を勉強しておくこと…AIによる翻訳が実用化されつつありますけど、
コミュニケーションをとらなければならない相手のコンテクストを
理解して会話するとなると、やはり自分自身の英語力が必要です。
また、英語で考えるようになれたら、これからの時代に求められる
ロジカルシンキングの面でも有利になるでしょう。
ITを勉強しておくこと…とにかく使えるサービスのポテンシャルを
80%程度引き出せるような技術を身につけておいたほうが良いです。
スマフォでニュースを見るような技術ではなく、AIを活用して
情報を収集したり、分析したり、説得力のあるプレゼンテーションに
まとめたりする技術です。それを短時間で出来るようにするのです。
最後に、財務の知識です…当り前ですけど、企業活動とは、投資して
リターンを得ることが基本です。投資した資源に対して、リターンを
最大化するために、どうすれば良いか、全ての企業活動に財務的な
知識が必要です。新入社員の内に、財務的な知識を学んでおけば、
出世しても、転職しても、起業しても、活用できること間違いなし。
そうだったのか!
日本人にとっては、駅前に最低でも二つぐらい銀行があって、コンビニや
スーパーマーケットにATMがあるのは、当り前の光景なんですけれども、
現金は電気や水道、ガスのように、電線や水道管、ガス管などを通って
供給されるはずもなく、警備会社の人が車で運んで来て補充するんですよ。
現金が引き出せなくなったりしたら、私たちは困りますし、人によっては、
烈火のごとく怒るかもしれませんが、実はこのシステムを維持するために、
とんでもない経費がかかっているみたいなんですよね。一方で、カードや
スマフォで支払うシステムの方は、ITの進歩で経費が下がっている。
だとしたら、少子高齢化で働ける人の数が減っていく社会になるわけで、
人ではなく、ITで代替できる方向に進んだ方がよいわけです。
電車に乗る時も、SuicaやPASMOになったと思ったら、スマフォを
かざしている人もいる。あっというまに変わってしまうかもしれません。
紀伊國屋書店(流山おおたかの森S・C店)に行くと、いつも平積みされている佐藤 優氏の書籍…そしてその殆どには、氏の顔写真が印刷された帯がついています。私は、意図が分からないまま、どうもその辺をうさん臭く感じていたので、中々手にとれないでいました。しかし違和感を解消する出会いがやってきました。「嫉妬と自己愛」という題が、私が今、可能な限り解明!?したい分野でしたので、躊躇せず買ってみたところ、欲していた情報が満載でした。
佐藤優さんによると「イエスは、隣人を単に『愛しなさい』と言っているのではなく『自分のように愛しなさい』と言っていることが重要であり『自分を愛することができない人が、他者を愛することなどできない』というのが、キリスト教の愛に対する考え方である。従って自己愛はとても重要な概念であるが、嫉妬と隣り合わせの感情であり、制御することはとても難しい」とのこと。私たちは「健全な自己愛」を獲得するために、自分が自分を大切にするように、他人も自分を大切に思っている。それを許容できるようになる必要があります。