携帯スマホの話をしよう

スマートフォンなどのガジェットと言われる小型電子機器に関する話をメモ代わりに書き留めていきます。

中華3流スマートリストバンド:メーカー不明

2020-12-12 21:01:18 | 機種別レビュー
スマホのネタが続かないのでスマートウォッチのネタで繋ぎます(苦笑)。

amazonで2千円弱で購入した無名中華ブランドのスマートリストバンドです。
できることは心拍と血圧の測定、万歩計です。歩幅の設定や年齢性別体重などの 個人情報を入力すれば、消費カロリーも計算しますし、睡眠の質も判定します。

appleウオッチがスマートウォッチとしては有名ですが、ほかにもガーミンなど 信頼できるスマートウォッチは幾つかあり、それを購入するのが正しいと思いますが、安物買いの銭失いというよりは、怖いもの見たさで、ツイツイ無名中華 メーカーのものを購入してしまいます。

これは、H bandというアプリをスマホにインストールし、スマホで管理するタイ プです。中華3流メーカーにはH band対応が多いように思えます。手持ちの何台 かで確認しましたが、Huawei、Umidigi、Samsungと全てのAndroidで簡単に bluetoothでリンクできます。

この値段でこの高機能。落とし穴は精度の低さです。
単体で測定すると、
1.心拍は正確に刻んでくれます。ただし、前回測定の結果を保持し、その値から測定スタートとなるので、安定した正確な心拍数に達するまで10秒以上かかります。

2.血圧はまさしく参考値です。現実とは全く異なる数値を表示します。校正機能は ありますが、如何せん1点補正のため、平常時血圧値より高いか低いかのレベルでしか分かりません。

まあ、単体で測定なら、それなりに使える値が導けますが、問題となるのは自動 計測時。こいつは20分間隔で心拍、10分間隔で血圧を自動測定できるのですが、

3.心拍は上記のとおり、前回測定値からスタートなので、正確な心拍に到達する前に自動計測が完了するらしく、急なアップダウンに対応できません。例えば、平常時70を 一度計測すると、どんなに実際の心拍数が上がっても、次回は74位、その次は77位となります。その間に実際の心拍数が落ちれば、計測値も徐々に落ちます。 ハードな運動を長時間行い、120迄脈拍を上げてしまうと、今度は運動をやめて実際の 心拍数が80位に落ちても、117,115と徐々にしか数値が落ちず、3時間たっても90を叩き出すという離れ業を見せます。

4.睡眠ですが、トイレに起きると、その後から睡眠となり、トイレ前のデータは 無視されます。

最後にバッテリーの持ちは、一度の充電で3~4日使えるくらいです。充電はUSB 式で、スマホの充電器に接続すると、1時間程度で満充電になります。

以上より、このリストバンドは万歩計と気になった時の脈拍測定にしか使い物に ならないため、懲りずに他の物を探すことにしました(大笑)。