豊田ホタルの里ミュージアムにて
毎年恒例の虫草観察会を行いました ^-^。
竹製の巨大な蛍籠
しかし、ま~6月とは思えないような暑さ (;´Д`);
朝イチからすでに25℃超えで、日中は32℃まで上昇。
それだけならまだしも、湿気が凄いのなんのって(汗)。
息苦しいほどの蒸し暑さでありました。
虫草の説明後、フィールドへ車で移動!
ナンゴクウラシマソウ
さまざまなキノコ ^-^。
観察する虫草はとても小さくて
初めての方だとなかなか見つけることができないため
事前に探して目印を立てておいたものを観察してもらうのですが
この度の参加者のみなさんは予備知識のある方ばかりで
短時間のうちにいくつか発見もありました ^-^;
土中のセミの幼虫からニョキと生えています。
今日一番の発見が、ハナヤスリタケの仲間
この辺りでは報告のなかった種類になります。
しかも西日本での発生時期は2~3月です。
梅雨時期に発生すること自体が珍しく
これまで知られているものとは異なる種である可能性も有りの大発見 ^-^。
ちなみに・・
姿かたちは非常に似ていますが
こちらは紛らわしいマメザヤタケ。
どこにでも生えているキノコ ^-^;
ハナヤスリタケはカテゴリー的には虫草(冬虫夏草)で
土中で一生を終えるキノコ(トリュフみたいなやつ)
いわゆるツチダンゴに発生するキノコになります。
キノコに生えるキノコ(ややこしい;)
胞子が出ている個体も。
これから菌仲間が専門機関に同定を依頼するのだと思います。
宿主のツチダンゴのほうが未知の種類ではないか?ってことで。
これはシカの糞から発生した謎の種類
動物のフンから生えてくるキノコは結構いろいろありますよ。
シカのフンでいうと・・
2011年に北海道の林で新種(糞生菌)が発見されています。
ウシグソコナヒトヨタケであります ^-^。
しかし、今回発見のものは・・謎。
なんじゃこれは・・
明日は福岡県で活動します。
予報も晴れになっています。
土日だけ晴れマークだなんて奇跡みたいだけど
今日みたいに蒸し暑いとなると、覚悟が必要だな (;´Д`);