※グロ注意ブログ※
思いがけない予定変更で久しぶりに時間ができた!
これはこれでラッキー ^-^。
となると、フィールドに出掛けたくなりますが
まだまだ花の少ない時期・・
どこに行けばいいの?どらえも~ん (;´Д`);
の~び太君、キノコ目当てにしたらいいんだよ。
そう、その手があった \(^o^)/
ということで前置き長々ですが、華山へ
それではどこでもドア(笑)。
外気温マイナス2℃ (;´Д`);
下関市豊田町は県内でも、もっとも冷え込む地域のひとつ。
こんな極寒でもみられるキノコってあるの?
あるんですよ、これが。
この度も山奥の古刹、神上寺から華山に入ります。
神上寺は役行者と徳仙上人が力を併せて開山したと伝えられています。
明治維新までは当寺域に6ヵ寺がありましたが
今はココだけが残っています。
華山の登山口
今回は登らないで、逆に沢に下ります ^-^;
(※登山道などはありません)
クマの目撃情報が集中している地域でもあるし
実際、華山ではたびたびクマ糞をみているので
周囲を警戒しつつの散策
いつもの2割増しでクマ鈴を鳴らしながら。
昔はもれなく野犬がついて来ていたけど
まったく野犬を見なくなってから、クマ情報が増加した気がします。
イズセンリョウの葉裏をくまなく探して
いました、いました♪
タイワンアリタケ ^-^。
逆さまになったアリからキノコが生えている
いわゆる冬虫夏草のひとつです。
葉をひっくり返して拡大
普通はこんな感じで、首から子実体(キノコ)が生えてきますが
お尻のほうからも生えているのは初めてみました。
よほど栄養状態がよかったのでしょうね。
この個体は古いですね
朽ちる寸前
どうにかしてアリ体内に侵入した菌はアリの行動を操ります。
ゾンビ化したアリは
(華山の沢では)イズセンリョウの枝の上まで歩かされ
葉裏のだいたい真ん中の主脈をガシっと噛まされて
そこで絶命 (;´Д`);
やがてキノコが生えてきて、胞子のシャワーを降らせるわけ。
たまたまその下を通ったアリが感染してしまいます。
これまでは脳が乗っ取られるとされてきましたが
近年の研究では筋肉を乗っ取ることが分かってきているようです。
いずれにしても胞子をまくのに都合が良いところまで歩かされます。
そして、落っこちないように主脈に噛みつくように指令を出す。
アリにとっては恐怖の菌ですが
この菌がいることで、アリの大発生を抑えているとも言えます。
自然界はこうやってうまくバランスがとれているのね。
さて、執筆を進めよう。。