最後の藩主たちの中には時代劇を賑わす大名福井藩の松平春嶽、土佐藩の山内容堂、水戸の徳川斉昭の名はもう有りません。
一昨年の大河ドラマの会津藩の松平容保もありません。
会津藩そのものがありません。
会津藩士は今の青森県の東部の方に移住させられました。藩名を斗南藩としました。石高も23万石から3万石に減らされました。
北海道の後志(りしべし)国の一部もまかされました。
NHK朝ドラ「マッサン」に北海道の余市町が出てきますが、ここも斗南藩の領地だったのだろうか。
ドラマでは会津魂という言葉がやたらと出てきます。
松平容保の後を継いだ松平容大は3歳で藩主になりました。
調べて見ると幼少の時から藩主にさせられている大名が幾らか見られます。
それでよく藩政が成り立つものだなと不思議に思いました。
そのことについても考えていきたいと思います。