大谷選手がパパになった、ことが大ニュースになっている。そして今日、カトリック教会のトップであるローマ教皇のフランシスコ教皇の死が小さいニュースとして報道された。この明と暗のコントラストにどちらも「部外者」である私などはごく単純な感想しかもたない。しかし「明」の方は私がコメント(感想)する必要もないだろう。「おめでとう」と示すだけだ。暗にあたるローマ教皇の死は、日本史の一部を思いおこさせてくれた。そ . . . 本文を読む
こういう問いを検討する時期は過ぎたろう。しかし私自身でいえば、3月から4月、自分の進路についていろいろとりくんだ些細なことを思い出す。いうまでもなく半世紀以上前のことだ。いつか記したことがあったかも知れないが、やはり記憶に上るテーマだから思い出の一端を記しておこう。中学校を卒業したら、母は「一家の独立」(それまで母の実家にお世話になっていたから)を親子ともども考えて町の小さな木工場で働くことにした . . . 本文を読む
先日「戦没者弔慰金」について記した。私の父が1943年に戦病死したことへの国からの弔意のカネだ。そしてこれをもらうたびに(1年に一度だが)はるか昔、わが父が遠い中国の地で死んだことを思う。中国人からすれば、日本の侵略軍の先兵の一人が死んだ、ということだろうが、遺族である私などからすれば、戦争の犠牲者の一人が自分の、何一つ具体的な父親の記憶ものこしてくれず(昭和18年10月)異国で死んでしまった父親 . . . 本文を読む
南の方は夏日だという。「暑い暑い」という声が聞こえてくるようだ。しかしわが札幌は、日中は暑いという感じはないが、春真っ盛りという感じだ。夜になるとむしろ寒さすら感じて、暖房をいれる日がまだ続きそうだ。小さいが南北の長い日本は気温も大いに違う。だから面白いのかも知れない。 . . . 本文を読む
在日アメリカ軍の経費を日本が払うべきだと行っているらしい。戦後、日本の「独立」以降もアメリカ軍が日本に駐留している。これは日本が求めていることなのか? そうではあるない。在日占領軍としてアメリカ軍が戦後駐留し、「独立」後は、日米安保条約にもとづいて駐留しているはずだ。日本が頼んだからではないだろう。だからアメリカが在日米軍は日本の防衛のためなのだからカネを払え、というのなら、お引き取りください、と . . . 本文を読む
昭和20(1045)年に終わった太平洋戦争で犠牲になった人(戦没者)の遺族への「弔慰金」が今年度をもって終わる制度は「第11回」だ。これは令和2(2020)年から5年続いた。この弔慰金制度の第1回目は「終戦20年目」の1965年から行われてきた。この時は1回が3万円だった。これは10年続いた。そして、今年で終わる「第11回」は1回(1年間)5万円だった。私は父があの戦争で犠牲になっていたから、この . . . 本文を読む
日本では1970年代前半までは増加傾向にあった。75年から減少傾向にはいったという。2020年には出生数は84万人になった。いわゆる少子化が加速し超高齢化が進行してきた。世界では80億人突破したという。この増加傾向はまだ続きそうだ。中国とインドがそれぞれ14億人で28億。世界の36%を占める。日本はどうなる? 減少傾向がとまらない。この人口減少は日本そのものの減退になるのではないか。老婆心(?)な . . . 本文を読む
わが家で食っているお米はどのくらいの値段なのか、これまであまり気にしていなかった。しかし米価が話題になっていたことを知り、あらためてこれを知らなければならないことに気づいた。いい年をしてバカでないか、と自分を反省したが…。端的に記せば、わが家で買っている米は5キロで4,000円。比較的安い米だ。いとこで農業に従事している彼に電話した。生産者は米をいくらで売っているのだろうか、と。5キ . . . 本文を読む
アメリカのトランプ大統領が例の関税戦争をしかけている。たとえば、日本がアメリカに輸出しているクルマが売値が100万円だとすれば、これまでは2.5%なので102万5千円なのだが、25%にするというので、125万円になるはずだ。アメリカ人で日本車を買おうと思っていた人はこんなに高価になるのなら買えないということになるのだろう。報道されている関税率をもって計算した数字だから、実際には違うかも知れないが、 . . . 本文を読む
報道によると、アメリカの「トランプ関税」や物価高騰の影響を受け、政府・与党内で「国民1人あたり5万円〜10万円」の現金給付案が急浮上しているという。自民党・公明党は与党協議を本格化させ、所得制限なしの一律給付を軸に調整を進めていると報じられている。もしこの案が現実化したら、4人家族なら20万円か40万円を政府からもらえるということになる。このニュースを見て、「もしそうなるといいな」と自分でも思った . . . 本文を読む