2回にわたって年頭の石破所感の大筋を紹介した。自分でも読み直してみて、私の引用が悪いのかもしれないが、石破首相の構想がいかに非現実的か、を痛感させられている。戦後の我が国の歩みは、「強い日本」、そしてこれを経て「豊かな日本」を目指してきた。この成果にたってこれからは、「楽しい日本」をめざすという当然の目標ができている、という石破氏の理念だ。しかしちょっとわが暮らしと街のあちこちをながめると、「ジョ . . . 本文を読む
第一の柱として、私は、「令和の日本列島改造」と位置付け、「地方創生2.0」を強力に推し進めてまいります。人口減少下におきましては、官民が連携した人づくり、教育改革により、一人一人が持つ可能性を最大限に引き出すことが重要であります。そのために大事なことは、教育の質と内容であり、こどもたちをどのように育てたいのかを明確にしなければなりません。 知識や能力だけではなく、歴史や文化、地域や周りの人々を大切 . . . 本文を読む
2025年1月6日、石破首相は「年頭記者会見」を行ったが、その「冒頭発言」の中から、あらためていくつかを紹介しよう。本年、令和7年は、戦後80年の節目の年に当たります。改めて、平和について、そして、平和国家日本の在り方について、国民の皆様と共に考える年にしていきたい、そのような思いを強くいたしたところであります。戦後80年に当たり、民主主義についても改めて考える年としていきたいと思っております。戦 . . . 本文を読む
子どもの頃だったろうか、大相撲はラジオで聴いていた。このラジオも田舎だったから、有線放送が各家庭につながっていた。このスピーカーで、双葉山とか千代の富士とか、そしてその後大鵬とかが登場した。「巨人・大鵬・卵焼き」などと、誰もの好みを表現する語が叫ばれることがあった。そして私たちの小学校には土俵があった。多くの小学校にもあったのではないだろうか。まさに「相撲」は「国技」だった。小学校の体育の時間には . . . 本文を読む
昨日、このブログで「中居問題が異常なウエイトで報道される」というタイトルで、プライベート問題は、大騒ぎする必要はないのでは、という趣旨を記した。しかし、その後、手近にある新聞や、マスメディアの報じるところを見直すと、私自身の記述は一面的であり、問題を軽視していると自己批判せざるを得ない、と反省する。フジの番組担当者の間では、セクハラ行為は常態化していたとすら言われていたという。つまり、テレビにタレ . . . 本文を読む
私は中居正広というタレントが女性とのトラブルをおこして、大きな話題になっているという程度のことは知っている。しかし、このいわば個人的な問題がテレビの大きなウエイトをしめるテーマになっていることに疑問を感じる。個人的な(プライベートな)問題はそのレベルで抑えられて報道されるだけでいいのではないか。なにかタレント中居が天下の大事件を起こしたように報道することはどうなんだろう? 報道機関の方針が少々理解 . . . 本文を読む
1月21日、 トランプ米大統領が、就任して最初に行った事の一つが、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」から再離脱する大統領令への署名だった。これは、アメリカ国内問題にとどまらない地球環境悪化に無関心であることを、トランプ新大統領が就任早々に明白にした。アメリカ国内のあれこれは勝手にやってくれていいが、すでに世界的に確認している人類的課題に全く責任を果たさないという態度は、「トランプってアメリカの大 . . . 本文を読む
毎日、大きな話題になっているトランプがらみの情報だ。彼は「第47代アメリカ大統領」に就任した。「Make America Great Again」を叫び、また「常識の革命」をおこすという。トランプのこのMAGA路線は、中国の習近平がいう「中国の夢・中華民族の偉大な復興」路線と張り合うことになるのだろう。この種の国策は、20世紀前半に、わが日本が「八紘一宇」をスローガンにかかげ東亜の団結をうたった国 . . . 本文を読む
この数年間、2,3か月に一度、内科(胃腸など)の状態をチェックしてもらうことで通院している。今回もいろいろ血液などのチェックをしてもらったが、全く異常はないですね、と言われた。それでもビタミン剤的なくすりを2か月分準備して、服用するように言われた。3月の中旬にまた検診を受けることになっている。この内科ともうひとつは脳外科病院でこれも2か月に一度行ってチェックしてもらう。2月には軽いアタマの検査をす . . . 本文を読む
アメリカはトランプ支持者と批判者の対立が激しくなっているらしい。バイデン政権の転換を、というトランプの政策はどこまで言葉通り進められるのだろうか。それは移民追放、男女平等や気候変動対策の抑制など、伝えられるテーマは「歴史の逆行」に通じるのでは、という心配だ。ロシアのウクライナ侵攻策も適度に認定する策になるのだろうか。総じてアメリカらしくない独裁的政治が進行するのではないのか。世界平和と逆行する政治 . . . 本文を読む