野坂昭如「だまし庵日記」より

野坂昭如という作家が今月9日に死去した。戦後日本を生き抜いた無頼派作家などと言われた。私はそれほど好きな作家ではなかったが、あの「火垂るの墓」には思い出がある。あのブライハがこんな作品を書くのか、と感嘆した。多分この感嘆は私の「井の中の蛙」のせいだったと思うのだが。 昨日買った雑誌「新潮45」12月号(「さらば維新と言おう」を読もうと思って買ったのだが)に野坂の「だまし庵日記」が載っていた。 . . . 本文を読む
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