日本臨床教育学会

今年の3月「日本臨床教育学会」が結成された。「生きずらい社会」を生きなければならない子どもへの可能な支援をあらゆる方法で組み立てていこうという基調にたって、現実に進められている教育的実践をさらに豊にし、そのための連携を深めていこうという趣旨である。

私自身の理解でいえば、教育実践の現場と教育学者、理論家とがつながりをつくっていこうという学会である。「学会」といえば、それなりの業界用語を駆使し、一般の教育関係者(教師たち)にも理解が難しい理論がとびかうものという印象だった。しかしこの学会はそういうものではないという期待で、入会した。今日送られて来た「会員名簿」で見る限りでは、その理解が外れていないようだ。

成立後の最初の研究大会は10月1日(土)と2日に北海道教育大学で開催される。これから準備してこれまでのささやかな実践のまとめをベースにした問題提起ができるように考えていきたい。

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