新聞離れ、活字離れ

北海道新聞が夕刊をやめることになりそうだ。私自身、2年ほど前にやめている。朝刊は今後も続けて欲しいのだが、どうなるのだろう。
活字離れの傾向はどんどん進む。スマホ時代だ。かつて、電車内で、新聞や雑誌(週刊誌)などを読んでいた人がたくさんいたが、今ではスマホを見ている人はたくさんいるが、紙を見ている人はほとんどいない。

車内で教科書や参考書などを見ている学生の姿も見えなくなった。勉強の場所が変わったのだろうか。

紙にある文字とPCやスマホの画面の文字をみることの違いはこれからの文化にどういう差異を生んでくるのだろうか。日本人の文化レベルが高くなった、というような声が2030年に出てくるだろうか。

その昔、歩きながら、背に荷物を背負い、書を読んでいる少年の像が各学校にあった。二宮金次郎がモデルだったはずだ。今、この像は消えてしまった。まだもっている学校はあるのだろうか。

スマホを見ながら歩く少年(少女)の像ができてもいいだろうが、これは多分学校ではつくられないだろう。

学校とか建物内でのみ、「勉強(読書)」をする、ということになるのだろう。交通事故も心配だから。「子どもや若者たちの学習意欲が総じて減退し続けている」ということはないのだろうね。
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