年賀状の周辺

昨年秋から今日にかけて、「喪中」ハガキと年賀状で、知り合い、親戚、旧友や教え子などの様子をしることができた。いつもよりも「死亡」を知ることが多かったように思う。また年賀状では、年齢を重ねているが、がんばっている旨知らせてくれるのもあるし、お互い健康に気をつけてがんばろうという「決意表明」のような内容もある。
 
年賀状を出す人が減ってきたというが、私の感じからはあまり減っていない。高年齢層はやはり伝統的な「新年の挨拶」を守ろうとしているのだろう。
こういう慣習はこれからも続けることだ。年に一度だけの「ハガキの交流」であってもお互い生きていることを確認し合える。
 
今日いとこから、80代のいとこが今朝死んだことを知らせてくれる電話があった。何十年ぶりの会話だったが、不幸の連絡であってもこれも年賀状の効能だろう。家電番号を載せているから連絡をしてもらえた。子どものころ何度か遊んだことのあるいとこが亡くなったという。こういう不幸の確認を今年も何度かすることになるのだろうか。
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