卒業式終わってからの父母の言葉

わが校の第9期の卒業式の2回目を昨日行った。第9期は前後3回ある。第1回目は3月2日(荒天で翌日に実施)、第2回目が昨日。全日コースの生徒たち。第3回目は東京学習センターで再来週。

昨日予定どおり。第1部は卒業証書授与式、第2部が思い出を語ったり歌を歌ったり。
そしてこの第2部で多くの父母からの「個人的」挨拶を受けた。どの親もこもごもと語るのは「ウチの子どもが高校卒業できたなんて夢のようです」という言葉だった。
不登校を「卒業」して登校するようになったが、やはりいろいろ事情は続く。登校できなくなることもあり、そのたびに親は子どもや私たちスタッフと相談しながら、「ムリしなくともいいからね」と確認しながら、やはりできれば高校を卒業することは必要だと語りながらいっしょに歩く形で日々を過ごすことが多かった。

だから「高卒」というのは誰もが体験するひとつの経過点ではあっても、やはり豊かな達成感で喜びもまたひとしおだ。

「おかげさまで」なども続く。そういう父母や子どもたちの表情、言葉に接して、私たちスタッフは一様に、「よかった」という満足感だ。

そしてこれからの前途への期待と激励をこめて言葉を交わす。こういう恒例の1日が終わった。
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