コロナ起源と赤木ファイル

今日の道新夕刊を見て、常日頃気になっていた問題2点についてあらためて「気になる」ことが深まった。

新型コロナが依然として猛威を振るっている。これがどこから起こったのか、という問題だ。昨年3月、中国武漢が感染の起源でないか、という話が出ていた。しかし中国政府はこれを否定。今に至るまではっきりしない。否定はするが、武漢での感染に関する詳細なデーターを示さない。だから私たちレベルでも「中国は何か隠している」と勘ぐりたくなる。国家のこと、行政関係のことは表に出さない(これは中国に限らないが)、徹底的に秘匿する国家の問題点を表現している。

この「国家の行為」に類することは、赤木ファイルについても共通だ。赤木さんが命をかけて財務省の組織ぐるみの書類改ざん問題を告発しようとしているのに麻生をトップとする財務官僚は問題の解明を拒み続ける。

権力をもつ者は自分たちに少しでも疑問の視線が向けられることを徹底的に阻止しようとしている。これは日本も外国も同じか。コロナ起源問題と赤木俊夫さんのファイル問題からまたまた知らされたのである。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 交通事故が減... オリパラが近... »