髪を切る

昔、床屋さんに行く、と言っていた。どうでもいい話だが、私は高校卒業まで母親に髪を切ってもらっていた。なつかしいバリカンだった。今の高校生は男でも床屋さんでなく美容院に行くのだそうで、コンジャクの感に堪えない。

札幌に来てからは、学生時代は学生会館のような所にあった床屋さんに行った。社会人になったら、普通の理髪(散髪?)店。これがだんだん「クソ」がつくほど丁寧になって、髪の毛を捜して切るという感じだった。だから理髪・散髪は苦手。それで料金も4000円前後だったのではないだろうか。

ところが10年前後になるだろうか、QBという床屋さんができた。クイック床屋というような意味だろうか、10分前後で終わる。しかもカネも安い。たしか1000円札でおつりが来たのではないだろうか。今は1200円。この床屋さんはオレのためにできたのだ、という思いだった。

髪の毛が非常に減ってきたのに、若干残っているから三ヶ月に一度でも行かなければならない。この店はあっという間に終わるから全く苦にならない。札駅周辺のこの店はいつ行ってもお客さんが数人は待っている。店員さんが10分ほどお待ちください、という。ちょっとでも残っている髪が伸びるから、また3か月後にはお世話になるだろう。サクラも終わる頃だろう。生きている間に何度来ることになるのかな、なんてことを今回も考えて帰宅の途についた。

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