「北海道命名150年」

松浦武四郎、明治2年(1869)に「北加伊道」などいくつかの地名変更を提案。この北加伊道の意味は、蝦夷地のもともとの住民だったアイヌの人たちが自分たちが暮らす国を「加伊」と読んでいたことから、日本の北のアイヌの人たちの大地という意味の提案だったのではないだろうか。
この北加伊道から、政府は「北海道」という国を確認した(明治2年、1869年)。

この経過から今年(2018)が命名150年というのはどうか、と思うのだがどうだろうか。

しかし今年と来年を、「北海道命名150年」と呼ぶことでいいかも知れない。松浦武四郎さんもあの世から「よしよし」と言っているだろう。

武四郎は、1870(明3)年に政府からはなれているのだが、これ以降「馬角斎」(ばかくさい)という雅号をつくったという。政府への皮肉の気持ちがあったとのことだ。
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