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日記 … Kametarou Blog
森友問題の本質(2)
森友問題の本質は、創立者篭池氏の教育理念である「教育勅語」の理念を骨子とした教育を評価した安倍首相夫妻の意向を忖度した官僚たちの公文書変造にあると、私は思う。だからこの根底を築いているのは教育勅語教育推進の政治力だといえないだろうか。
そして公文書変造を行った直接の担当官は麻生大臣配下の官僚たちだ。籠池夫妻の要求に応えた政治という視点をかくすためにいろいろと小細工した。
官僚制が屹立している体制下では、いわゆる忖度が官僚たちの基本行為になるのではないか。これをうまく貫くことが官僚制の重要な側面であるといえる。そして各部局のトップは、部下たちが政策のあれこれに整合性をもって行う諸施策を常に評価し、これを支持し、推進する。これらの動きは、上司による指示・命令とともに部下たちの上司への「忖度」をもって貫かれている。
だから麻生大臣がさもひとごとのように、また自分は違う立場にいる正義の味方のように「直接の実行者を調査して処罰する」みたいなことを言っているのは、天に向かってつばをする行為というか、問題の本質を理解することもできない低レベルの大臣であることを実証していると言ったら失礼だろうか。官僚機構の最高の位置にいるのは財務省というではないか。この優秀な官僚たちは、行政トップ、すなわち安倍首相の意のあるところを推測し、忖度して執行努力をしているはずだ。だからこの森友問題はこの官僚機構の本質的な特性をしっかりおさえて考えることが求められると思う。
そして公文書変造を行った直接の担当官は麻生大臣配下の官僚たちだ。籠池夫妻の要求に応えた政治という視点をかくすためにいろいろと小細工した。
官僚制が屹立している体制下では、いわゆる忖度が官僚たちの基本行為になるのではないか。これをうまく貫くことが官僚制の重要な側面であるといえる。そして各部局のトップは、部下たちが政策のあれこれに整合性をもって行う諸施策を常に評価し、これを支持し、推進する。これらの動きは、上司による指示・命令とともに部下たちの上司への「忖度」をもって貫かれている。
だから麻生大臣がさもひとごとのように、また自分は違う立場にいる正義の味方のように「直接の実行者を調査して処罰する」みたいなことを言っているのは、天に向かってつばをする行為というか、問題の本質を理解することもできない低レベルの大臣であることを実証していると言ったら失礼だろうか。官僚機構の最高の位置にいるのは財務省というではないか。この優秀な官僚たちは、行政トップ、すなわち安倍首相の意のあるところを推測し、忖度して執行努力をしているはずだ。だからこの森友問題はこの官僚機構の本質的な特性をしっかりおさえて考えることが求められると思う。
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