トランプ大統領が来る、爆買いを迫られる?

2017年に来ているから、トランプ大統領の来日は2度目だ。今度は、「令和初の国賓」とかで大騒ぎしている。巷間伝えられることによると、アメリカ国内で人気がどんどん下がっていて、いろいろな問題で批判・非難が増大している時に、来日することによって人気回復の要素を増やそうとしているらしい。

日本の安倍政権は、F35というスゴイ性能をもった戦闘機、1機116億円を147機買う計画とのこと。この大量爆買いでトランプにいいところを見せたいと、アベ氏は思っているのだろう。内憂外患のトランプを、貿易や軍事などの面でしっかり支えたいという子分の気持ちだ。

ところでこの戦闘機はどういう役割を、これからの日本で果たすことになるのだろう?
カネがないのでアレもダメ、これもダメというのにアメリカからの要求にはハイハイといって応じる、この政権の姿勢に対して、日本国民はいつまでOKしているのだろう、と老骨が進む私なども気になって仕方がない。スゴイ戦闘機をたくさん買って北朝鮮に備えるのか?

自民党に代わる政党がないのだ、とよく言われる。各政党の指導部は、もっともっと日本の未来を現実的に描き出して欲しい。しかし今日本の政党で、衆参両院(合計で707)で自民党が406,次が立憲民主党79、国民民主党64,公明54、共産26、という状態だ。

野党が協力関係を強めるべき、という声もあるし、私もその必要性は感じる。しかしこれも容易ではないのだろう。だから次から次へと「新党」ができる。そしてそれが同じような方針を唱える。野党の結集とか、そういった方針だ。問題は中核になる政党、勢力がないからなのだろう。だから誰もが(野党的立場の人なら)唱えるが、大体何かできても雲散霧消してしまう。中核になる政治勢力はどこになるのか、気になるテーマなのだが。

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