人口減対策

少子高齢化は日本の国難だとまで、安倍首相はいっているにしてはこれに対する方策はあいまいだ。
私自身も後期高齢者のひとりだから、ますます日本の未来が心配だ。まず働き手がどんどん減少する。しかも結婚しない人も増える、など。であれば、「定年」を引き上げるとか、高齢者を減らすとか。姥捨て山につれていくのではなく、「高齢者」の基準をもっと引きあげるのだ。今、高齢者は65歳としているようだが、これを70歳にする。まあいろいろ問題もあるだろうが、70歳まで働ける人はいくらでもいるのではないか。また以前とちがって70歳であってもそれほど「年寄り」に見えない人が多い。

しかしそんな弥縫策(びほうさく)ではないことも必要だ。例えば外国からの移民を増やすとか。治安の問題があるとか、いろいろ軋轢・摩擦も生じるかも知れないが、人類の長い歴史からすれば、民族の移動とか侵入とか侵略とか、悲劇もあったが、社会発展の契機になったこともあるはずだ。

日本は移民希望者がたくさんいるのに、法的に移民を承認しているのは数百人以下なのではないだろうか。人が足りないというのによそから来たい人を認めたくないという妙な仕組みをもっている。

こういうことを大胆にいう政党もまだない。いずれにしても人口減、働き手減への対応策を真剣に喫緊に考えていかなければおそくないうちに大変なことになるのではないか、と心配する後期高齢者の一人だ。
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