タイガーマスク現象

児童養護施設にランドセルその他を「伊達直人」名義で贈る現象が非常に大きくなったという。このことから「児童養護施設」への一般の認識が広がったのではないだろうか。
今日の「バンキシャ」が放映した。全国で3万人以上の「児童」が入所しているという。児童といっても20歳前後の人もいる。
私たちの子どもの頃の「戦災孤児」といった孤児などではなく、虐待を避けるために児相などからいわば避難を進められてきているという。
日本社会のひずみが表現されていると言えよう。1月の予算が児童ひとり4万円余だというから入学する時のランドセル代も大変だ。だから全国の伊達直人氏の好意がどれほど大きかったか、想像に余りある。

タイガーマスク現象はさまざまな「特需」を産み出しているらしい。複雑な思いをもつ人は少なくないだろう。ユニセフではなく、近くの施設への「貧者の一灯」の方が有効のようだ。これは自分へのススメ。

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