来し方、行く末に思いを続けて…
日記 … Kametarou Blog
「テロには屈しない、断固たる態度で臨む」
世界の各地でISか、その周辺のグループによるテロ事件が起こり日本人も犠牲になるという悲しい事態が起こると日本政府は必ず同じ趣旨のことを言う。
「人命第一、テロには屈しない、国際的な連帯のもと断固たる態度でテロに臨む」と、だいたいこんなことを必ず言う。これはこれでいいのかも知れないが、そもそもテロを引き起こす勢力は、今の段階では「十字軍側の国とその国民が敵」としている。十字軍というのは、自分たちを敵とする勢力で、これは必ずしも非イスラム国ではないだろうが、しばしば非イスラム国も対象としているようだ。
日本は宗教でいえばきわめて寛容。どういう宗教であっても「差別」しないのではないだろうか。ISとその周辺のグループからすれば、非イスラムがすべて敵としているのだろうか。どうもそういう極端なことではなく、アメリカとそのグループを敵視しているのではないか、と思うのだが、まちだいだろうか。
テロには屈しない、という前に何でもアメリカといっしょにやっていこうとする日本の外交姿勢を考えるべきではないか、と思うのだがどうだろうか。
日本国憲法の精神を、文字通り高くかざして諸外国に強くアピールすることが日本をテロの標的にしない最大の意味ではないかと思うのだが…。
なんでもアメリカと共に、つまり「国際連帯」はアメリカといっしょ、という姿勢がいたずらにテロの標的にされる要因になっているのではないか、と心配するのだが、どうなのだろうか。
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