ベルリン交響楽団

昨日、ベルリン交響楽団の公演が札幌市のコンサートホールKitaraであった。クラシックのナマの演奏会など私の記憶にはないから初めてだったと言えるかも知れない。

主な曲目はベートーベンの「運命」、ブラームスの「ヴァイオリン協奏曲」、ドヴォルザークの「新世界より」。午後7時から9時40分まで。

これらの曲目は、若い頃、LPレコード、CDなどでよく聞いていた。「新世界より」は私が最も好きな曲だった。
しかしいかにいい器械で演奏してもナマ演奏のすごさにはかなわない。まさにクラシック音楽の素晴らしさにただただ感動して鑑賞できた2時間半だった。

演奏の微細なニュアンスについていうことなどできないが、約2,000人の聴衆が小さい音ひとつたてない会場で、小さなムシの羽音、天地をゆるがす雷鳴、それらの豊かなコンビネーション、素晴らしかったというありきたりの言葉でしめくくるしかない7月5日だった。

今日、12月7日の札響「ヴァイオリン協奏曲の夕べ」を予約した。

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