かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

暑さのせいか、毎日信じられないくらい疲れている

2019-08-13 18:20:06 | ブログ記事

今日も昼食後お昼寝をしてしまった。

起きたら、夕方である。

元気な夫は朝ご飯のあとテニスに行った。

私は大したことをしなくても、ひどく疲れる。

こうして毎日blogを書くから元気そうに見えると思うが、

私にとって、blogを書くのは呼吸するくらい簡単なことである。

それより、ただ生きているだけでこれほども疲れる。

今も怖い夢を見て目覚めたから呼吸が早い。

呼吸が早いから怖い夢を見るのか、怖い夢を見るから呼吸が早くなるのか。

録画で見た「三毛別羆事件」も関係しているだろうか。

若い頃のお盆の頃の嫌な思い出も蘇る。

また長年短歌をやっているのに、

後から入った人たちに偉そうにされたり、言われたりしたことも思い出す。

こういうことを思い出すから呼吸が早くなるのか、呼吸が早いからこういうことが思い出されるのか。

いずれにせよ、心臓は人より弱い。

毎朝、大量の薬を飲みながらやっと生きている命だ。

かといって、主婦だから怠けてばかりいるわけにはいかない。

また怠けているのは、自分の健康のためにもよくない。

先月絶交した歌友に元気だと言われたが、

私のは空元気である。

実際は、すぐにくたばる。

よく旅行をするから元気だとも言われたが、

元気を奮い立たせるために旅行しているようなところもある。

でないと、寝込んでしまいそうだから。

私は長生きはしたくない。

が、難しいことだとは思うが、死ぬまで元気でいたいと思っている。

そんな願いを叶えてもらいたくて、今日も亡くなった父、兄、母にお願いすることにしようと思う。

*

★長生きはしたくなけれど死ぬまでは元気でゐたい頭も足も

★父、兄と母にお願いしてをりぬ死ぬまでわれを元気なままに

★明日死にて構わぬ命であるけれど死ぬまで歩けて考えられて


三毛別(さんけべつ)羆(ひぐま)事件(閲覧注意)

2019-08-13 12:30:27 | ブログ記事

録画してあった番組で北海道の貧しい開拓地での「三毛別羆事件」を知った。

此の世の中にこんな恐ろしいことがあるのかと考え込まされてしまった。

ただでさえ厳しい北海道の条件の悪い開拓地で、

こんな悲惨な出来事がなぜ起こるのだろうと考えていると、

神様はどういう思惑があって、こういうことをなさるのだろうとも思った。

当時は本州の貧しい人たちが率先して北海道の開拓に赴いていたのだろう。

その北海道でも、平地の多い部分は既に開拓されつくしていたから、

彼らは条件の悪い苫前郡苫前村三毛別六線沢という山に囲まれた細長い土地の開拓を始めた。

もともと貧しい人たちであるから、家も掘っ立て小屋のような粗末なものであった。

冬は収穫したトウモロコシを家の外の軒に干して冬の間の食糧にしていたらしい。

それをその六線沢が生息地であった羆(ひぐま)が狙うようになった。

その事件のあった大正4年の12月は、

たまたま冬眠し損ねた雄羆がこのトウモロコシを狙って来るようになっていたらしい。

冬眠し損ねたのは、

その羆があまりにも図体が大きすぎて適当な穴がなかったのかもしれないと言われている。

そして、たまたまその日、その家の主の不在時に

その熊を見てしまったその家の妻が悲鳴を上げたことがきっかけになって、

羆に小屋に侵入され、

まずその家の6歳の子が殺され、

その後、

その家の主婦が懸命に応戦したにもかかわらず、

殺されただけでなく、その肉を食べられてしまった。

その羆は以前も女性を食べたことのあった羆であったことが後でわかったが、

そのときも、

その主婦を殺して口に咥えて運び自分の冬の食糧にしようと雪の中に埋めていたらしい。

が、ここから、また新たな事件は起きた。

そのままにしておけば、それで終わっていたが、

当時も日本人には遺体を見つけて葬式をする風習があったから、

住民たちは、その殺された主婦の遺体を山の奥まで探しに行き、見つけ出して葬式をあげた。

が、羆にとっては、その主婦の遺体は、

彼が自分が冬の食糧にしようと雪の中に埋めてあった自分の肉(遺体)であったから、

その主婦の遺体(肉)を取り返そうと、その葬式をしていた現場に戻ってきた。

そこから次々と新たな被害者が出た。

私は番組を見ながら震え上がってしまった。

ただでさえ貧しい粗末な家に暮らしている人たちが、

なぜこんな残酷な目に遭わないといけないのかと見ていて苦しくなった。

この事件に関心を持たれた方は、

ウィキペディアに詳しく載っていますから、ごらんください。

三毛別羆事件

(かなりショッキングな内容ですので、自己責任でお願いします)

 

*

★ただでさへ厳しき冬の北海道開拓民を襲ひし羆(ひぐま)

★鉄砲も持てぬ人らに人を食ふことを覚えし羆おそひ来

★三メートル超えし巨体の羆きて粗末な小屋の壁は壊さる

★生きたまま食はれしといふ主婦もゐて雄の人食ひ羆の悲惨

★悲鳴聞き雄の羆は人間の女弱しと襲ひ食ひたしか

★女性のみ食はれし事件その肉は男性よりも旨かつたのか

★住民は恐れ慄(おのの)き逃げ出して住民のゐぬ森とはなりぬ

★野生とはかくも野蛮なこと後の語り草とし三毛別事件

*

女性ばかり襲ったということは、

女性の肉がおいしかったのか、あるいは、女性は弱いから襲いやすかったのか。


昔はお盆の間は海とか川で泳いではいけなかった

2019-08-13 06:04:32 | ブログ記事

お盆に近づいてきてから各地で水の事故が相次いでいる。

私達の子供の頃は、

お盆の間は死んだ人が足を引っ張るから海とか川で泳いではいけないと言われていた。

高知県では、こういうふうに言う大人が大半だったと記憶するが、

最近は、そういうことを言う大人はいないのだろうか?

それとも、ああいうふうに子供に言うのは高知県だけだったのだろうか?

迷信のような話だが、

しかし、台風の来るシーズンだから、

見た目、大丈夫そうに見えても、

波が高くなったりして危険が潜んでいるのだろう。

子供の頃は、

お盆とかお正月は親族が集まって先祖を拝むのが常だった。

私は嫁いで来て、義母に一方的に押し付けられたから、

現在は、お盆には嫌な思い出しか残っていないが、

子供の頃は楽しいことも多かった。

が、最近では、そういう風習は廃れて自由になった反面、

海とか川に対する恐れも薄くなったような気がする。

こういう事故のニュースを聞くと、

やはり昔から言われていることは守ったほうがいいような気がする。

というか、

お盆に入るころは暦の上で秋が立っているのだから、

もうあまり海とか川で泳がないほうがいいのかもしれないとも思ったりする。

まだまだ昼間は暑いけれども、

台風が近づくこともあり、

また昼間がだんだん短くなってくることもあって、

立秋を過ぎたら山で冷を取るようにしたほうがいいような気がする。

*

★海川で泳いでならぬと言はれこしお盆はむかしのことになりぬる

★お盆には死者が子供の足つかみ溺れさすとぞ聞きにし昔

★お盆でも泳ぐ世になり海川でおぼれる者の多くなりゆく

★台風の高波これがたくさんの大人子供を攫ふ理(ことはり)