そう、剃髪をしたいのです。
この歳になっても髪の毛の多い私には、夏は悩みの季節です。
ふだんは1か月に一度のカットを夏場は20日に一度してもらうことも稀ではありません。
髪の毛が多いからちょっと伸びてもうっとうしくなるのです。
ほぼお坊さんスタイルになっている夫に分けてあげたいくらいですが、
こればかりは夫婦の間でも分け合うことはできません。
そこで、私が夏になると考えるのが剃髪スタイルなのです。
以前は、夫が猛反対していましたが、今はたぶん反対しないと思います。
なぜなら、最近は私の顔などにあまり関心がなくなっているからです。
10年くらい前までは、
どこかに出かけると景色のよい場所で私を撮影するのが常でした。
が、最近は全くと言っていいくらい写さなくなりました。
私が老化したから?
あるいは夫が老化したから?
一昨日は子供達と一緒に食事をしましたが、
珍しく私から、せっかく子供達がそろっているから写真撮影の発案をしました。
最近の夫には、私がそう言わないと気も付かないのです。
やはり夫も年取ったからでしょうね。
今回帰省した娘は、
今年誕生日が来たら後期高齢者になる夫の車の運転を心配していました。
と言いながら、ちゃっかり2日間も夫に運転させたのは誰だったんでしょうね。
娘が夫のことを心配するのは、
妻である私に、もっと夫のことを大事にせよという当てつけもあると思います。
娘にとっては大事なお父さんだから?
髪の毛の話に戻ります。
娘の髪の毛は夫に似て猫毛で天然パーマがかかっています。
私の量の多い真直ぐな黒髪とは正反対です。
だから、娘は今でもロングにしています。
ロングにしても、髪の毛の量が少ないから、うっとうしくならないのです。
その点は、私は娘の髪の毛が羨ましいです。
というわけで、私の密かな願望は坊主にすることです。
が、これもマメに剃らないと綺麗な坊主頭は維持できないと聞いたこともあるから、
無精な私には向いていないかもしれませんね。
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★髪の毛の多き女であるわれは剃髪こそが憧れである
★わが産みし娘は細き髪の毛で量も少なき猫毛でありぬ
★なにもかも父親似なるわがむすめ夫の産みし娘なるべし