超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

シリアで200人の遺体発見か、反体制派「政府軍による虐殺」

2012年08月26日 19時54分20秒 | 軍事
反体制派「地域調整委員会」は25日、武装衝突などによる死者が同日、全土で少なくとも330人に達したと報告した。シリアで反政府デモが本格化しアサド政権による厳しい弾圧が始まった昨年3月以降、1日で発生した死者数としては最悪の水準となった。

また、8月だけでもこれまで3700人以上が死亡しており、月間の死者数としても最多となった。犠牲者の大多数は一般住民としている。

1日での死者数の最多はこれまで今年7月12日に発生した少なくとも287人とされていた。北西部ハマ県の220人などが含まれていた。

シリアは外国メディアの現地取材を厳しく規制しており、地域調整委が報告した死者数の検証は困難となっている。

地域調整委は、首都ダマスカス内外では25日、200人以上が死亡したと報告した。これら犠牲者が殺害された日時は明らかでない。

アサド政権による反体制派弾圧は、戦闘機による無差別空爆やロケット弾攻撃が住民の住宅地で発生するほど激しくなっている。地域調整委によると、北西部イドリブ県では10発以上のミサイル攻撃があり、航空機による機銃掃射も起きた。北部アレッポでは25日、戦闘機による集中的な空爆が起きた。シリアの国営メディアはアレッポ市周辺での戦闘について、テロリスト掃討の作戦が続いており、軍は機関銃を搭載した車両7台を破壊、テロリストを殺害し武器を押収したと伝えた。


メディア規制がされているので正確な情報の収集は
非常に難しいですが…

内戦が続くシリアの反体制派によると、首都ダマスカス南西部の町ダラヤで25日、政府軍による攻撃で死亡したとみられる200人以上の遺体が見つかった。反体制派は、政権側による「虐殺」だと非難している。

ダラヤの反体制派はロイターの電話インタビューに対し、至近距離から銃撃されて死亡したとみられる遺体が多いと語った。政府軍は住宅を1軒ずつ捜索し、住民を「処刑」していったという。遺体は住宅の中や地下室から見つかった。

反体制派組織によると、シリア全土では25日の死者が440人にのぼったという。また国連の調べによると、同国ではこれまでに1万8000人が死亡している。


一部報道では25日の死者数が過去最悪で440人とのことです。
ただ25日に発覚した虐殺の200人以上の犠牲者については
殺害された日が分からないので25日に含まれているとのこと

戦闘員と呼ぶのが適正かは分かりませんが
戦闘員ではなく一般市民が多数犠牲になっています。

しかもこの内戦がレバノンに飛び火しつつあるとのこと。

メキシコ警察が米大使館の車を銃撃、犯罪組織と誤認?

2012年08月25日 21時31分48秒 | 軍事
【8月25日 AFP】メキシコの首都メキシコ市(Mexico City)南方のモレロス(Morelos)で24日、犯罪者を追跡していたメキシコ連邦警察の捜査班が米国大使館の車を銃撃し、大使館職員2人が負傷した。

 両政府によると負傷した米国大使館職員は病院で治療を受け、命に別状はないという。車にはメキシコ海兵隊の兵士が1人同乗していた。

 メキシコ海軍と治安省の共同声明によると、大使館の車はエルカプリン(El Capulin)にあるメキシコ軍施設へ向かう途中だった。近付いてきた車の乗員が武器を手にしているのを見た運転手が、回避する動きを見せたという。連邦警察は当時、現場付近で捜査に当たっていたが、米国大使館の車が逃走したとみて追跡し、高速道路に入り直したところで発砲。数分後に3台の警察車両が追跡に合流し、さらに銃撃したと説明している。

 大使館の車には外交官車両であることを明記したナンバープレートが付いていた。

 現場付近では最近、麻薬密輸組織同士の抗争が激化しており、前週には別の高速道路で女性4人の遺体が発見されたばかりだった。


米国大使館員→「外交官ナンバーだしテロかも…」逃走
メキシコ連衡警察→「俺らを見て逃げるって密売組織確定」追跡

まぁ外交官車両に偽装する可能性もあるわけで
どっちが悪いとは言えない事件かも知れません

死者が出なかったのが不幸中の幸いだけど…

先制攻撃発言は宣戦布告

2010年01月24日 22時31分58秒 | 軍事
韓国の金泰栄国防相が「北朝鮮が核攻撃の兆候を見せれば韓国は先制攻撃を加える」と発言したことを受けて、北朝鮮の朝鮮人民軍は24日「宣戦布告だ」と韓国を批判する声明を発表した。北朝鮮の国営朝鮮中央通信(KCNA)が報じた。

 同紙によると、北朝鮮の当局は「韓国の傀儡(かいらい)政権が何らかの攻撃を試みた場合、我々は即座に徹底的な軍事行動を起こし、韓国軍の司令部など主要目標を破壊する」と述べている。

 金国防相は20日、韓国のソウル市内で開かれたシンポジウムで「北朝鮮から核攻撃を受けてからでは遅すぎるし、被害も大きくなりすぎるだろう」と述べ、北朝鮮から核攻撃を受ける兆候があれば先制攻撃に出る意向だと発言した。金国防相は合同参謀本部議長だった2008年にも同様の発言をしている。

父が死ねば…最悪な事になる

2010年01月21日 19時21分42秒 | 軍事
アルカイダの指導者ウサマ・ビンラディン容疑者の息子オマル・ビンラディン氏が、同容疑者が死亡すれば武装勢力は「非常に卑劣な」攻撃をするようになり「最悪の事態になるだろう」と警告した。ローリングストーン誌が伝えた。

22日発売予定の同誌によると、オマル氏はビンラディン容疑者が殺されていないことは米国にとっては幸運だと思うと説明。同容疑者は部下の提案した愚かな攻撃を何とか食い止めてきたと話し、「父には宗教的な目標がある。ジハード(聖戦)のルールに従い、必要だと判断したときにしか殺さない」と述べた。

シリアのダマスカスにあるストリップクラブでインタビューに応じたオマル氏は、オバマ米大統領によるアフガニスタン駐留米軍の増派は過ちだとも指摘。「アラブ世界の表現で言えば、砂に水を加えるようなもので、砂を重くすることしかできない」と話した。

サウジアラビアのジッダで金属スクラップの売買をして生計を立てているというオマル氏は、国連で働きオバマ大統領やクリントン米国務長官に会うことを夢見ているという。

「意思決定」が可能なコンピューターシステム

2010年01月17日 06時18分05秒 | 軍事
米軍は、ヒトの精神のあらゆる側面の理解に向けて、長足の進歩を遂げている。昨年1年間だけでも、長期記憶を向上させたり、知性についての新たな理論を打ち立てたり、さらに、複雑な推論のできるコンピューターに、生身の兵士の仕事を肩代わりさせたりといった試みが見られた。

次に来るのは、われわれの意思決定を模倣できるコンピューターシステムだ。――そしていずれは、「人間が持つ認知バイアス」に切り込むことで、人間を凌駕しうるシステムだ。

この最新研究のバックに付いているのは、米国防総省において、国の情報活動の革新に取り組む「諜報先端研究プロジェクト活動」(IARPA)だ。IARPAは1月19日(米国時間)に、「意味形成の理解に向けた認知神経科学の統一アーキテクチャー」(ICArUS)という会議を実施して、このプログラムの詳細を発表する予定だ。

IARPAは、ヒトの「意味形成」(sensemaking)プロセスのコンピューターモデルを作成しようとしている。意味形成とは、ある状況を説明するために仮説を立てて、起こりうる結果を予測することだ。

国の情報活動において、分析官らはしばしば、乏しかったり紛らわしかったりするデータについて、説明を行なったり、その説明を評価したりしなくてはならない。しかし、分析官も人間であり、選択的記憶や偏見やストレスの影響を受けやすい、とIARPAは指摘する。

IARPAによれば、「汎用の意味形成システムの、今までに発見されている例」は、今のところヒトの脳だけだという。ただしIARPAは、「分析的推論」や「失敗からの学習」といったヒトの長所を模倣したコンピューターを実現させたい一方で、それに弱点が付随してくるのを避けたがっている。

IARPAの理想のシステムとはこういうものだ。まずヒトの意味形成を―つまり、分析官がいくつかの仮説の中からなぜその仮説を選んだのかを―処理し、説明する。コンピューターはその次に、意思決定者が、曖昧なデータや欺瞞や否定的見解などに影響を受けていないかどうかを確認し、その仮説に手を加える。最後に、このシステムは独自の、計算に入れるべきではない影響を一切受けていない意味形成仮説を、ヒトに代わって提案する。

米特殊作戦軍、プラズマ・ナイフを開発完了?

2009年10月25日 09時59分18秒 | 軍事
米国防総省が作成した予算関係の文書によると、米国特殊作戦軍は、ブラスター銃に次ぐ優れた武器に関して「行なわれていたテストと実地評価研究を完了した」という。その武器とは、輝く電離ガスの刃が肉体を貫く『プラズマ・ナイフ』だ。ただしこのプラズマ・ナイフは実際のところは武器ではなく、命を救うための手術器具だ。

迅速な医療は、イラクやアフガニスタンでの戦闘による負傷者の死亡率を下げるのに極めて効果的であることがわかっている。衛生兵をできるだけ前線に配置して、完全な医療施設に移送する前に基本的な治療を行なうという方針により、戦傷者の死亡率は、朝鮮戦争時の25%から現在は10%にまで低下している。

プラズマ・ナイフはある意味で、焼きごてを傷口にあてて出血を止める、昔の焼灼止血法への回帰といえる。現代の外科医は、電気メスなどを同様の目的で使用している。[電気メスでは、人体に高周波電流を流してジュール熱を発生させ、この熱が瞬時に細胞を加熱し爆発・蒸散することによって切開作用を、細胞の水分を蒸発させタンパク質を凝固させることによって凝固作用をそれぞれ生じさせる]

プラズマ・ナイフでは、壊死した組織の外側にある多孔質層には損傷を与えずに貫通するプラズマ(高温の電離ガス)を生成する。つまり、太い血管が切断されるなどの理由で大量出血しても、他の組織には大きな損傷を与えずに出血だけを止めることができるということだ。

さらにプラズマ・ナイフは、手術用の切断器具としても利用できる。レーザー・メスなどと同様に、殺菌作用があって戦場に向いているし、切断しながら切り口を焼灼して塞ぐことが可能だ。[レーザー・メスは、切開面の組織壊死層が電気メスの10分の1程度で、止血作用にすぐれている。なお、「日曜大工や傷口の消毒や止血に利用できる」という民生用の『レーザー十徳ナイフ』も市販されている]

通常の医療用プラズマ・ナイフには主電源が必要だが、特殊部隊用のプラズマ・ナイフは低電力設計で装着可能と説明されており、バッテリーパックが別にあることが示されている(ジェダイ・ナイトの真似をしてバッテリーをあげないようにしよう)。

~WIRED 日本版~

衝突事故を起こさない不思議な飛行機

2009年08月16日 09時12分22秒 | 軍事
写真に写っているのは一見すると普通のF-16戦闘機に見えるかもしれないが、実はこの飛行機、他の飛行機と衝突事故を起こさない不思議な飛行機となる。

渋滞した道路を行き来する自動車と異なり、広い空域を自由に飛行可能な飛行機の場合、衝突事故が起きる可能性は小さいように思えるかもしれないが、8日にはニューヨークのマンハッタンの上空でヘリコプターと小型航空機が衝突を起こすという悲劇的な事故が発生するなど、空であっても衝突事故の可能性は決して低くないのが実状だ。

このF-16戦闘機の場合、NASAのドライデン・フライト・リサーチ・センターと米空軍研究所が共同開発を行った自動衝突回避システム「Automatic Collision Avoidance Technology(ACAT)」を搭載しており、他の飛行機との衝突する危険性が生じた場合、自動的に衝突回避行動を取るようにプログラムされているという。

ACATが実用化された暁には、8日にマンハッタンで起きたような事故は起こらなくなるかもしれない。

ロシア軍のUFO遭遇は水中

2009年08月09日 23時07分32秒 | 軍事
『Navy Times』でブログ『Scoop Deck』を書いているPhil Ewing氏が、すごい獲物をキャッチした。ロシア海軍が、冷戦時代のUFO目撃記録を機密解除したのだ。[UFOはもともとは「未確認飛行物体」の意味。潜水しているものは未確認潜水物体(Unidentified Submerged Object; USO)という]

たとえばあるロシア将校は、「UFO遭遇の50%が海がらみだ。15(%)以上は――湖がらみ。つまりUFOは水に強い関連がある」と説明している。

ある潜水艦長は、「計器から推定すると、信じられないスピードで動く物質が観測されている、ということが幾度もあった」と思い出している。「計算結果は、約230ノット(時速約400キロメートル)を示していた。これほどのスピードは水面上でも難しいが、水中の抵抗は段違いに大きくなる。物理学の法則を無視したような物体だった。考えられることは1つしかない。それを作ったのは、発達段階においてわれわれをはるかに凌ぐ生物だというものだ」

「われわれをはるかに凌ぐ生物」というのは米国人ではないか、というのはもちろん冗談だ。[現代の最新鋭の潜水艦の水中速度は機密情報だが、米海軍の『シーウルフ級』で35ノット、ロシア海軍のシエラ級945型で36ノットと推測されている(ともに原子力潜水艦)]

1982年に起きたというある事件では、世界でもっとも深い湖であるバイカル湖にて、訓練を行なっていた海軍のダイバー3名が死亡したと伝えられている。生存者が語るには、「銀色のスーツを身につけた、ヒューマノイド的な生物の一団」と説明するものを[水深50メートルで]追跡していたという。

[前にリンクされている記事によると、バハマ、バミューダ、プエルトリコなどで、ロシア軍かNATO軍の艦隊が集合したときにUSO現象が多く観測されたという。また、バイカル湖では、深い水中から強力な光が見えたり、水面から何かの物体が飛行したりしたという。なお、これらの記録は、ロシア海軍に属する一部の集団がまとめていたもので、同海軍が公的にUFO遭遇を認めたわけではない]

まったく不可解な構造、米海軍研究所の実験航空機

2009年08月09日 23時00分03秒 | 軍事
この写真を見ただけでこの奇妙な物体の3次元的形態を認識することができる人は果たしてどれだけいるのだろうか?

この画像は実は6月3日に米海軍研究所(NRL)が初の飛行実験を実施した燃料電池を用いた無人航空機「XFC (eXperimental Fuel Cell) 」のものとなるが、見ての通り、この2次元の映像は「騙し絵」のようなものとなっており、この画像からでは、この航空機がいったいどのような形態をしているのか、まったく理解不能だ。

画像下は、XFCを下側から撮影した映像となる。この映像で初めてこの航空機の特異な形態が理解できるところとなるが、左右の主翼は非対称的でしかも主翼と胴体の接合箇所も、左右の主翼で異なっているのが判る。



わざわざ、こんな奇妙な構造を取る理由がどこにあるのだろうか?

残念ながら、NRLでは、水素燃料電池を用いた実験によりXFCが6時間超に及ぶ長時間の耐久飛行実験に成功したことしか述べておらず、XFCがなぜ、このような奇妙な形態をしているのかについては一切の説明をしてない。

NRLでは、8月10~13日の予定でワシントンDCで開催予定の国際無人航空機協会(Association for Unmanned Vehicle Systems International)の年次会合の席上でこの奇妙な形をしたXFCの公開展示を行うと述べている。

詳しい理由を知りたければ、AUVSIの会合でNRLの研究担当者に直接質問してみた方が早いのかもしれない。

F-35Cの量産第一号機が完成、米海軍向け艦載機バージョン

2009年08月09日 22時58分46秒 | 軍事
ロッキード・マーチン社が開発を進めてきた統合打撃戦闘機の米海軍向け艦載機バージョンとなるF-35Cの量産第1号機が完成。7月30日、テキサス州にあるロッキード社のフォートウォース工場で関係者を集めてロールアウトセレモニーが開催された。

F-35に関しては米空軍向けの通常離着陸バージョンとなるF-35Aと米海兵隊向けの垂直着陸バージョンとなるF-35Cの量産機がそれぞれ完成。米空軍向けのF-35Aに関しては既にロッキード社での飛行試験が完了し、米空軍に引き渡しが実施されていた。

今回、米海軍向けF-35Cの量産機が完成したことを受けて統合打撃戦闘機開発計画は生産機の量産に向けての最終段階に突入したこととなる。

F-35Cの飛行試験は2010年から実施の予定。実戦配備は2015年の予定となっているが、機体の設計には既に変更が加えられることが決まっており、最低でも1年の遅延は不可避の状況ともなっている。