北朝鮮が25日に米国人男性を拘束したとされる問題で、米国務省は29日、北朝鮮が拘束の事実を通達してきたことを明らかにした。
朝鮮中央通信社(KCNA)は28日、中国から北朝鮮領内に入った米国人の身柄を拘束していると報じた。KCNAはこの人物は北朝鮮に「不法侵入した」とし、当局による取調べを受けているとしている。
国務省のクローリー次官補(広報担当)によると、政府はこの米国人の身元を確認しておらず、スウェーデン政府を通して連絡を取ろうとしている。米国と北朝鮮との間に国交はないため、米国はスウェーデンを通して北朝鮮と交渉する。
北朝鮮は昨年12月、領内に入った米国人人権活動家ロバート・パク氏の身柄を拘束。アナリストらの間では、北朝鮮がパク氏を米政府との交渉に利用しようとしているとの見方が出ている。
朝鮮中央通信社(KCNA)は28日、中国から北朝鮮領内に入った米国人の身柄を拘束していると報じた。KCNAはこの人物は北朝鮮に「不法侵入した」とし、当局による取調べを受けているとしている。
国務省のクローリー次官補(広報担当)によると、政府はこの米国人の身元を確認しておらず、スウェーデン政府を通して連絡を取ろうとしている。米国と北朝鮮との間に国交はないため、米国はスウェーデンを通して北朝鮮と交渉する。
北朝鮮は昨年12月、領内に入った米国人人権活動家ロバート・パク氏の身柄を拘束。アナリストらの間では、北朝鮮がパク氏を米政府との交渉に利用しようとしているとの見方が出ている。