国際エネルギー機関(IEA)は29日、石油需要の中期見通しを大幅に引き下げたうえで、需要低迷が長期的に続く可能性があるとの認識を明らかにした。 一方、供給不足が起きる可能性は遠のいたものの、消えてはいない、との見方を示した。
IEAは今回、より高い成長率を想定したシナリオに基づくと、石油需要は2008─14年に平均で0.6%(日量54万バレル)増加し、需要は8580万バレルから8900万バレルに拡大する見通しとした。IEAは昨年12月に発表した前回の中期見通しでは、石油需要が08─13年に日量100万バレル増加する、との予想を示していた。
このシナリオは、成長率が12─14年に年5%近くまで回復するとした国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しをベースにしている。 一方、IEAは、経済成長率が回復するにしても2012年までに年3%程度にとどまると想定した場合には、世界の石油需要は中期的に、日量14万バレル縮小する可能性がある、との見通しを明らかにした。
この発表では、石油価格は緩やかな上昇を続ける現在の流れそのままにいきそうですね。今年の初め、一時的に石油価格が下落したが、その後気がつかないほど徐々に上昇しています。最近は毎週といっても良いほど、小幅な値上がりを続けています。今後、下落する可能性は非常に低いと考えられます。
新日本石油での月次報告がありましたが、7月にかけても原油調達コストが上がっており、夏はさらに石油価格に影響がでそう…
IEAは今回、より高い成長率を想定したシナリオに基づくと、石油需要は2008─14年に平均で0.6%(日量54万バレル)増加し、需要は8580万バレルから8900万バレルに拡大する見通しとした。IEAは昨年12月に発表した前回の中期見通しでは、石油需要が08─13年に日量100万バレル増加する、との予想を示していた。
このシナリオは、成長率が12─14年に年5%近くまで回復するとした国際通貨基金(IMF)の世界経済見通しをベースにしている。 一方、IEAは、経済成長率が回復するにしても2012年までに年3%程度にとどまると想定した場合には、世界の石油需要は中期的に、日量14万バレル縮小する可能性がある、との見通しを明らかにした。
この発表では、石油価格は緩やかな上昇を続ける現在の流れそのままにいきそうですね。今年の初め、一時的に石油価格が下落したが、その後気がつかないほど徐々に上昇しています。最近は毎週といっても良いほど、小幅な値上がりを続けています。今後、下落する可能性は非常に低いと考えられます。
新日本石油での月次報告がありましたが、7月にかけても原油調達コストが上がっており、夏はさらに石油価格に影響がでそう…