超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

NASAの火星探査機のコンピューターがダウン、原因は不明

2009年02月28日 16時38分18秒 | Weblog
NASAの火星探査衛星「マーズ・リコネッサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter)」の搭載コンピューターが23日、火星の周回軌道上でダウンし緊急避難モードの一種となる「セーフ・モード(safe mode)」に移行する事態に陥っていたことがNASAの発表により明らかとなった。

 衛星のコンピューターはその後、リブートが実施され、現在は問題なく運行を続けている。

 今のところ、想定外の高エネルギーの宇宙線の照射を受けて、搭載している電子機器にサージが発生するなどのの不具合が生じたことが衛星が「セーフ・モード」に移行した原因ではないかと見られているが、正確な原因は不明。

 「マーズ・リコネッサンス・オービター」は2006年3月の火星軌道到達以降、これまでに6回、「セーフ・モード」入りをしている。

 火星探査ローバーの「スピリット」も先月末、地球管制からのコマンドの指示通りに動作しなかったり、地球管制に対してレポートの送信を行わないなどの異常動作を起こしていた。


スピリットに引き続きですか。
同じような機器使ってると、同じ時に同じような症状になるとかいうけど…

今月テキサス州で目撃されたナゾの火球、隕石だったことが判明

2009年02月28日 16時36分09秒 | Weblog
今月15日、現地時間で正午前という昼日中にテキサス州サンアントニオからオースティンにかけての上空に火球が通過した問題に関連して、この火球がダラスから南に70マイル離れた町の近くに落下し、落下地点から2つの隕石が回収されていたことが26日、オークションハウス「ヘリテージ・オークション・ギャラリー(Heritage Auction Galleries)」の発表により明らかとなった。

 回収された2つの隕石の重さはそれぞれ約8オンスで、大きさは1インチ弱。ヘリテージ社では5月17日に競売を実施する予定。落札予定価格は、15000ドル前後となる見通し。

 今月15日、テキサス州上空を通過した火球は米連邦航空局(FAA)が今月10日、ロシアのシベリア、800キロの上空で衝突事故を起こした米国の「IRIDIUM 33」とロシアの「Cosmos 2251」の2機の衛星の残骸の一部ではないかとする見方を表明すると同時に、航空機に対してスペースデブリの落下に対する注意を喚起するという事態に発展していた。

 しかし、衛星やスペースデブリの監視を行っているアメリカ戦略軍(STRATCOM)では当初からその可能性に付いては完全否定をしていた。

 今回、火球の落下地点から隕石が回収されていたことが明らかとなったことを受けて、FAAとSTRATCOMとの間で見解の相違が生じていた火球論争に関しては、STRATCOMの見解が正しかった証明されたことなった。

現代人と同じ足の構造を示す最古の足跡

2009年02月28日 16時32分35秒 | Weblog
約150万年前、人類の祖先は現代人と同じように軽い足取りで直立歩行していたことが、ケニア北部で発見された足跡の化石から明らかになった。現代人と同じ足の構造を示す最古の足跡である。

アフリカ起源の人類の祖先が樹上生活から平原に進出していった主な理由は、居住環境が寒冷化、乾燥化したためと推測されている。アメリカ、ニュージャージー州ニューブランズウィックにあるラトガース大学の古人類学者ジョン・ハリス氏によると、今回の発見はその説を裏付けるものだという。

 発見された古代の足跡は、現代人と同じようにかかとに丸みがあり、はっきりとしたアーチ構造で、親指が他の指と平行に並んでいるという。一方、チンパンジーの足の親指は木の枝をつかみやすいように外側を向いている。

「現代人の足はチンパンジーのような樹上生活向けの構造を失ってしまったが、その代わりにバランス良く二足歩行を行うための基盤ができた」と同氏は解説する。同氏が率いた共同研究の成果は、27日発行の「Science」誌で発表される。

 この貴重な足跡は、古代の鳥類、ライオン、アンテロープ(レイヨウ)といった動物たちの足跡に混じって、かつてぬかるみだった場所に刻み込まれていた。ハリス氏は、足跡の主は水を飲みに歩いて行く途中か、そこから帰るところだったのではないかと考えている。

 足跡の主はその大きさと間隔から判断して、現代人と同等の体格を有していたとみられる。年代を考えるとホモ・エレクトスが最有力の候補だ。ホモ・エレクトスは長い脚と短い腕を持つ最初の人類である。

 ホモ・エレクトスが出現した約150万~170万年前は、世界的な寒冷化が進み、アフリカが熱帯雨林から開放的なサバンナへと変化していた時期である。その影響で、木の実、果実、野菜、動物といった食物源の分散が進んでいた。「食物のある場所が分散化した結果、長い距離を歩いて移動できる動物が人類を含めて自然選択された」とハリス氏は説明する。

 ダニエル・リーベルマン氏は、アメリカ、マサチューセッツ州ケンブリッジにあるハーバード大学の人類学者であり、人類の歩行の進化に関する専門家でもある。同氏に電子メールで話を聞いたところ、「発見された足跡から判断して、150万年前までにホモ・エレクトスが現代人と同じような足を持っていたことは間違いない」というコメントが返ってきた。

 同氏によると、アウストラロピテクス類など最初期の人類も歩行に長けていた可能性があるという。しかし走るためには、バネのようなアーチと短い指を併せ持つもっと現代的な構造が必要になる。ホモ・エレクトスを繁栄に導いた1つの理由が現代的な足であることはまず間違いない。リーベルマン氏は、「ホモ・エレクトスは狩りをしていたことがわかっているが、上手に走れなければどうして槍が発明される100万年以上も前に狩りができただろうか」と述べている。

生態学のハッブル計画でデータ公開

2009年02月28日 16時30分31秒 | Weblog
地球環境の変化を追う観測ネットワークがアメリカに構築されようとしている。多大な成果を天文学にもたらしたハッブル宇宙望遠鏡のプロジェクトのように、生態学にも大いなる貢献が成されるだろうと今から期待が集まっている。

1991年以降、ハッブルの生データはオンラインカタログを通じ、プロの研究者や教育者、一般の科学者に公開されてきた。「一般の人でもデータにアクセスし、自分の研究ができる」と、ハッブルの広報担当者レイ・ビラード氏は説明する。「税金を支払っているのだから当然だ」。

 アメリカ生態観測ネットワーク(NEON)と名付けられた新プログラムでも、同様のオープンアクセスモデルが鍵を握る。このプログラムは2016年までに開始される予定だ。

 プログラムでは、アメリカ国内の既存の施設を結び付けることになっている。これらの施設では、航空機や衛星、地上のセンサー、研究室で自然環境における活動や現象をモニターしている。プログラムの目的は、気候や生物多様性、侵略的な外来種といった環境問題にかかわる変化を調べることだ。

 使用される施設の候補は20カ所あり、それぞれ調査対象の生態系が異なる。カリブ海北東に位置するプエルト・リコの新熱帯からアメリカ、ロッキー山脈北部の寒く乾いた山までと、まさに多様だ。

 アメリカ国立科学財団(NSF)から助成金を受け、少なくとも30年はデータをオンラインで収集・保存することが計画されている。プログラムは立ち上げまでに約3億ドル、開始後は年6000万ドルの維持費が掛かると試算されている。公開される情報は科学者が研究に用いたり、政策立案者が科学に関する決定を下すのに役立てたり、教育者が環境について生徒に教えるときに活用したりできる。

 プログラムに初期から参加するモンタナ大学の生物学者キャロル・ブルーアー氏によると、一般の人がNEONを利用すれば、科学者のフィールドワークに協力することもできるという。「科学関連の市民活動に参加すれば、自然界への知識が高まると同時に、科学や自然、さらには環境の形成における人間の役割について理解を深めることができる」とブルーアー氏は語った。

 NEONについては、「Science」誌2月27日号で紹介されている。

 日本語版もどうかお願いしたいものです。

巨大エイを発見、世界最大の淡水魚か

2009年02月28日 16時28分30秒 | Weblog
今週行われた最新報告によると、タイで記録的な巨大淡水エイが釣り上げられたという。おそらく史上最大と考えられ、捕獲を行った漁師と研究者により川に戻された。

 この巨大淡水エイはヒマンチュラ・チャオプラヤ(学名:Himantura chaophraya)と呼ばれる種で、2009年1月28日、ナショナル ジオグラフィック協会が後援する探検調査プロジェクトの中で釣り上げられた。体重は250~450キロと推測されている。

 大きさは幅が2メートル、長さが2.1メートルあったが、尾は失われていた。ネバダ大学リノ校の生物学者ゼブ・ホーガン氏は、「尾が残っていれば、全長は4.5~5メートルあっただろう」と推測する。

 ホーガン氏は、ナショナル ジオグラフィック巨大魚プロジェクトの一環としてタイで巨大淡水エイの調査を行っている。巨大魚プロジェクトは、世界の20数種の巨大淡水魚を研究し記録に残そうという試みである。

「今回の発見には勇気づけられた。この地の巨大エイは、かつては乱獲により激減していたが、現在では従来の推測よりも生息数が増加しているのかもしれない」とホーガン氏は期待を込める。今回の巨大エイは、巨大魚プロジェクトの“ヘビー級チャンピオン”となる可能性があるという。

「正確な体重は不明だ。しかし、世界最大の淡水魚の名に値する資質を備えていたことは間違いない」。ホーガン氏はナショナル ジオグラフィック協会のエマージング探検家でもある。

 現在、国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)では、ヒマンチュラ・チャオプラヤは“危急(VU)”種(絶滅危惧II類)として掲載されている。

 昨年3月、ホーガン氏はタイのチャチェンサオという町の近郊で、全長4.3メートルの巨大エイを発見している。巨大淡水エイは、およそ200種存在するエイの中で最大級の種で、東南アジアやオーストラリア北部の非常に限られた川に生息している。

 このマンモス級のエイ種が海に出ることがあるのか、そもそも海中で生存可能かどうかも判明していない。なにしろ、学術的に初めて報告されたのが1989年のことなのだ。

 ホーガン氏の率いる調査チームは、巨大淡水エイのまだ知られていない種や生息地を求めて今日も探検を続けている。

可能性広がるカプセル内視鏡、「将来は胃腸検査も」

2009年02月27日 23時17分20秒 | Weblog
「精度の高い小腸内検査ができる」「痛みがない」との前評判で、開発中から注目されていた小腸用カプセル内視鏡。国内では昨年10月に販売が始まったが、有効性と安全性が確認され、検査を導入した病院と検査を受けた患者の双方から高い評価を得ている。同検査を導入している昭和大横浜市北部病院消化器センターでは、今年2月までに30人が検査を受け、がん1例、血管の異常6例、潰瘍5例が発見された。同センターでは「これまで発見が難しいとされてきた小腸内の病変が発見できるようになった。ミクロ技術の進歩は目覚ましく、将来的にはカプセル内視鏡で胃や腸の検査、さらには治療まで可能になるのではないか」と期待を寄せている。また、検査を受けた患者からは「痛みなどは全くなかった」「リアルタイムで消化管内を見ることができて、興味深かった」などの声が上がっている。


■8時間で6万枚撮影

 同病院の工藤進英副院長は、「これまでは小腸の検査方法そのものが存在しなかったため、小腸からの出血が疑われる場合でも、安静にして止まるのを待つ、血管造影で止血する、外科手術するという選択肢しかなかった。特にがんは、かなり進行したものでないと発見できなかった」と振り返る。同病院ではこれまで30人(うち治験14人)が検査を受け、大腸がんの小腸転移1例、小腸内の血管異常6例、非ステロイド系の消炎鎮痛剤が原因と考えられる潰瘍5例が発見された。
 検査を受けた患者からも好評で、「カプセルは一見大きく感じたが、意外に楽に飲み込むことができた」「バリウム検査のような違和感はなかった」などの声が上がっている。

 カプセル内視鏡は、イスラエルの医療機器メーカー、ギブン・イメージング社が軍事技術を応用して開発した。国内のメーカーでは、オリンパスメディカルシステムズ(東京都新宿区)が「エンドカプセル」を2005年に欧州で、07年に米国で発売開始。08年9月には厚生労働省の製造販売承認を取得し、10月に国内での販売を始めた。カプセルは長さ26ミリ、直径11ミリで、ビタミン剤よりも一回り大きい。使い捨てタイプで、CCD(電荷結合素子)カメラと発光ダイオード(LED)、バッテリー、画像送信器を内蔵している。

 電源をオンにすると、先端に付いたカメラが1秒間に2枚ずつ写真を撮影しながら小腸にたどり着く。小腸内に入ると、蠕動(ぜんどう)運動に乗って方向を変えながら移動していく。撮影した画像データは、体に張り付けた受信センサーを通じて、腰のベルトに着けた記録装置に記録・蓄積される。暗い体内もLEDライトが明るく照らすため、繊毛の一本一本まで鮮明なカラー写真を記録することができる。小腸のほか、口腔内、咽頭、食道、胃、十二指腸、大腸などの写真も撮っているが、小腸以外の臓器内部は全方向の撮影ができないため、現段階では診断には使えないという。

■携帯、PCの使用は問題なし

 検査の開始前に電極の取り付けなどに20分ほどかかるが、取り付けが完了し、カプセルが胃を通過したことが確認できれば帰宅することができる。検査開始の4時間後から軽食を取ることも可能だ。約8時間の検査中は、入浴やシャワー、飛行機でのフライト、MRI検査の受診、激しい運動、アマチュア無線などが禁じられているが、オフィスワークは可能。携帯電話やパソコンの使用は問題ないという。患者にとっては、肉体的負担だけでなく、拘束時間も大幅に減ることになる。

 検査が終了すると、カプセルは便と共に体外に排出される。患者自身が専用の回収シートとピンセットを使ってカプセルを回収し、自治体のルールに従って廃棄する。大半は検査終了後、2、3回目の便で排出されるという。
 カプセルが排出されなかった場合は、下剤、開腹手術などで取り出す必要があるとされているが、これまで開腹で摘出した例は報告されていない。同病院では1例だけ、クローン病患者の体内に停留し、小腸内視鏡を用いて取り出したことがあるが、工藤副院長は「体内に残っても害はないので、心配する必要はない」と話す。オリンパスも「カプセルが長時間、体内にとどまっても影響が出ないよう、材質や強度を設定している」としている。海外では、体内に停留してしまった場合でも、そのまま放置しているケースが少なくないという。

 カプセルが撮影した約6万枚の写真は、医師がコンピューターを使って解読する。現在、6万枚を見るのに30分から1時間かかるが、経験を積んでいくことで将来は10-15分にまで短縮可能とみられている。
 オリンパスは小腸用の管型内視鏡も手掛けており、カプセル内視鏡の検査で異常が見つかった場合、管型内視鏡で精密検査して細胞を採取するという使い方を想定し、医療機関にこれを促している。

■将来はカプセル内視鏡で治療も―技術の進歩に期待

 昭和大横浜市北部病院消化器センターでは、「今後の技術の進歩によって、写真の読影、解析もさらに簡単になって普及することで、費用も安くなるだろう。カプセルで大腸や胃の検査も可能になるかもしれない」と期待を寄せている。
 オリンパスも、「胃、大腸など他の臓器の診断そして治療を目的としたカプセル内視鏡の開発を目指し、患者さんの苦痛軽減に貢献していきたい」と意気込んでいる。


【血管造影(検査)】
 足の付け根、ひじ、手首などの動脈からカテーテルを入れて目的の臓器に誘導し、造影剤(ヨード造影剤)を用いて血管や腫瘍などを検査する方法。近年はこの技術を利用して、血管拡張術や動脈閉塞術など治療に使われることも多くなった。


検査に掛かる費用は機材費なども含め約9万4000円。消化管出血の症状があり、上部消化管内視鏡(胃カメラ)と大腸内視鏡で調べても原因が特定できない患者のみ保険が適用される(写真提供=オリンパスメディカルシステムズ)

黒デザインのSSD対応PCケース「ElementS」

2009年02月27日 23時08分54秒 | Weblog
日本サーマルティクは27日、2台の2.5インチシャドウベイを標準装備し、SSDの内蔵に対応したミドルタワーPCケース「ElementS VK60001N2Z」を発表した。発売は3月5日の予定。価格はオープンだが、店頭予想価格は16,000円前後。

同社が"漆黒"と表現する本体カラーに、フロントパネルのレッドラインの装飾、天板部の230mmレッドLEDファンなどを組み合わせた特徴的な外観のケース。「フォールディング デザイン シャーシ」と呼ばれるシャーシ構造を採用しており、シャーシのエッジを折り返す事で剛性向上と組み込み時の怪我防止を実現している。

サイドパネルには静音・防振パッド装備し静音性も高めた。冷却は標準装備のファン4基(フロント120mm、リア140mm、トップ230mm、サイド230mm)に加え、フロントに1基(120mm)、VGAエリアに2基(60mm)のファンを増設可能だ。電源はケース底面に設置するボトムデザインで、電源ユニット吸気口にはダストフィルターも装備。ほか、ツールフリー設計の3.5インチドライブケージはサイド方向、フロント方向のどちら向きでも設置が可能なデザインとなっている。

対応マザーボードはATX、マイクロATX。ドライブベイは5.25インチ×3、3.5インチシャドウ×7、2.5インチシャドウ×2。拡張スロットは7基。フロントI/OはUSB 2.0×2、eSATA×1、ラインアウト/マイクイン。本体サイズはH505×W230×D540mmで、重量は8.84kg。材質はSECC。


これも漆黒に暖色系のラインですね。
ベイ・スロットとも容量は十分といえます。
USBポート数が少ないがどうにかなるでしょう。

ただ、大きくて重たいんですけど…
常時設置型だから関係ないか。
重い方が安定するから、悪くはない。

エイサー、Core i7搭載の新ゲーミングモデル登場

2009年02月27日 23時04分58秒 | Weblog
日本エイサーは、CPUにIntel Core i7-920を搭載したデスクトップ「Aspire M7720」を発表した。店頭予想価格は160,000円前後。そのほか、既存モデルもスペックアップしており、すべての機種の発売日は3月6日。

「Aspire M7720-A29」は、ゲームユーザーも満足できるほどの高いスペックを誇るデスクトップPC。CPUはIntel Core i7-920(2.66GHz)でチップセットはIntel X58 Express。グラフィックスはATI Radeon HD 4870を採用。メモリは6GBでHDDは640GB、光学ドライブはBlu-rayディスクドライブを搭載する。OSは64bit版Windows Vista Home Premium。

こうしたハイスペックに加えて、フロント部にはマルチメディアコンテンツを手軽に楽しめる「メディア・コントロール・センター」を備える。これは、再生・早送り・ミュートといった操作が行えるパネルだ。また、USB端子を前面に、メモリーカードスロットを上部に装備する。

「Aspire G7710-A31」は、既存機からのスペックアップモデル。CPUにIntel Core i7-940を、グラフィックスにNVIDIA GT-150を2枚搭載しているのが特徴だ。そのほかの仕様としては、メモリが6GBでHDDは2TB、光学ドライブはBlu-rayディスク。OSは64bit版Windows Vista Home Premiumを採用する。店頭予想価格は280,000円前後。

「Aspire M5711-A27/-A28」は「Aspire M5621」の後継機種。CPUはA28がIntel Core 2 Quad Q8300(2.5GHz)で、A27がIntel Core 2 Duo E8500。グラフィックスは、A28はNVIDIA GeForce GT-130、A27はNVIDIA GeForce GT-120を搭載する。光学ドライブはどちらもBlu-rayディスク。店頭予想価格はA28が110,000円前後で、A27が90,000円前後。

「Aspire X3200-A30F」は既存モデルでは光学ドライブがBlu-rayディスクだったものをDVDスーパーマルチドライブに変更。そのぶん、コストパフォーマンスが高くなっている。そのほかの仕様としては、CPUがAMD Phenom X4 9650(2.2GHz)でメモリが3GB、HDDが約750GBとなる。19型ワイド液晶が同梱される。店頭予想価格は120,000円前後。

「Aspire M5201-A32/-A33」では、CPUが変更されてコストパフォーマンスが高くなった。主な仕様としては、CPUはA33がAMD Athlon64 X2 7750(2.7GHz)、A32がAMD Athlon 64 X2 5000+でメモリが2GB、HDDがA33は640GBでA32が320GB。グラフィックスはATI Radeon HD 3200。店頭予想価格はA33が60,000円前後でA32が50,000円前後。

「Aspire L5100-A24/-A25」は、コンパクトスリムなデスクトップPC。CPUはA25がAMD Phenom X4 9350e(2.0GHz)でA24がAMD Athlon LE 1620(2.4GHz)。A24は18.5型ワイド液晶がセットになっている。店頭予想価格はA25が80,000円前後でA24が60,000円前後。

「Aspire L3600-A26F」は、コンパクトでスリムなデスクトップPCに19型ワイドの液晶がセットになったモデル。CPUがIntel Core 2 Duo E7400にスペックアップしている。


なかなかスタイリッシュかも。
黒にオレンジのラインって、車でも相当カッコ良くなりますし。
久しぶりにデスクトップモデルで好感触です。価格も程よい。

LED薄型シームレスベース照明「R-CK001」

2009年02月27日 22時51分40秒 | Weblog
半導体メーカーのロームは2009年2月27日、コンビニエンスストアやオフィスの照明向けに、LEDを用いた天井取付型のシームレスベース照明「R-CK001」を開発したと発表した。蛍光灯と比べ、約3倍の寿命だという。

 ランプ部分に同社のミドルパワーLEDを多数配置したことで、光を均一に拡散。ムラのない自然な明かりを照らし出す。また、電源回路を小型化したことで、照明全体の高さは天井取付型LED照明で業界最薄となる38mmを実現した。

 電源回路は、変換効率85%、かつ商用電源の電圧変動(±20%程度)や周辺の温度変化(-20度から+80度)に影響されることなく安定した電流を流すことができる。消費電力は、電源回路込みで24W。一般的な蛍光灯(40W蛍光管タイプ)と比べ約52%の消費電力を削減し、さらに直下1mの照度は1.3倍の380ルクス(lx)。寿命は約4万時間。

2009年3月後半からサンプル出荷を開始し、量産は5月から。R-CK001は量産に先駆け、環境省が公募した「省エネ照明デザインモデル事業」の1つとして採択された“店内照明の大部分がLED照明のコンビニ”の照明器具として実験的に設置されている。

 なお、同社はR-CK001を、2009年3月3~6日に開催される「ライティング・フェア2009」に展示する。

水銀フリーセラミックメタルハライドランプの開発について

2009年02月27日 22時49分12秒 | Weblog
東芝ライテック株式会社は、水銀を使用せずに高効率(100 lm/W)と高演色(Ra85)を実現したセラミックメタルハライドランプを開発しました。水銀フリーの環境に配慮したランプとして、将来的には一般照明用HID(高輝度放電灯)ランプの主流となることが期待できます。

 セラミックメタルハライドランプは、高効率でありながら自然光に近い(演色性に優れた)光を放つランプとして店舗や施設、屋外照明などとして需要が高まっています。

 一方近年では、環境負荷物質の使用規制や禁止の動きが世界的に広がっており、水銀を使わないセラミックメタルハライドランプの技術開発が望まれていました。自動車前照灯用のHIDランプでは水銀フリーで実用化されている製品がありますが、一般照明用のHIDランプの場合、始動が困難となることや十分なランプ電圧を維持できず効率が低いなどの問題があり、高いランプ効率と高演色性を両立するためには水銀の使用は不可欠とされていました。このようなことから、2006年に施行された「RoHS指令」でも、セラミックメタルハライドランプへの水銀使用は、規制の対象外となっています。

 当社は、環境保全への取り組みのひとつとして、セラミックメタルハライドランプの水銀フリー化技術の開発に取り組んできました。今回、水銀代替物質の採用と、それに適したメタルハライド薬品の開発、ランプ構造の最適化などにより、水銀を全く使用せずに、高効率(100 lm/W)と高演色(Ra85)を両立させた水銀フリーセラミックメタルハライドランプの開発に成功しました。

 今後はランプ設計のさらなる最適化などを行い、商品化に向けて技術開発を継続していきます。

 なお、今回の開発品は3月3日から6日まで東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催されるライティング・フェア2009(第9回国際照明総合展)に参考出品します。

セラミックメタルハライドランプから、水銀を取り除くことに成功しました。水銀のほか鉛も使用しない環境配慮型のランプです。
 従来のセラミックメタルハライドランプは、十分なランプ電圧を発生し効率を維持するためには水銀が必要でした。今回、水銀に替わる3つの物質“特定ランタノイドハロゲン化物”“亜鉛ハロゲン化物”“キセノンガス”を適切な比率で封入し、これらを有効に機能させるように放電管および電極構造を工夫することにより、水銀を使わずに十分なランプ電圧を発生させることに成功しました。
ランプ効率100 lm/W、平均演色評価数Ra85を達成しています。水銀に替わる3つの物質を適切な比率で封入、放電管および電極の構造を工夫し、専用インバータと組み合わせて点灯させる方式とすることでこれを実現しました。