超空洞からの贈り物

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アウディR8に525馬力の5.2リッターV10搭載車が登場

2008年12月11日 19時56分52秒 | Weblog
アウディAGは、2シーター・ミッドシップ・スポーツカーであるR8のハイエンド・モデルとなるR8・5.2FSIクワトロを発表した。

 このモデルは、最高出力525hp/8000r.p.m.、最大トルク54.0kg-m/6500r.p.m.の自然吸気5.2リッターV10直噴DOHCを搭載。レブリミットは8700r.p.m.となっている。トランスミッションは6M/Tと6段2ペダルM/TのRトロニックが用意され、駆動方式はフルタイム4WDのクワトロだ。

 11月末にエッセンショーで公開されたR8のレース・バージョンとほぼ同一仕様の5.2リッターV10エンジンは、最大120バールの燃料噴射圧を持つ直噴システムや高効率インテークマニホールド、42度の範囲で可変するチェーンドライブ式カムシャフトを採用。圧縮比は12.5:1と高く、排気量1リッターあたりで100.9hpもの出力を実現している。

 また、90度のバンク角を持つこのエンジンは、ロングストロークタイプであるほか、複雑な工程を経て製造された高強度鋳造アルミニウム製クランクケースや鍛造スチール製コンロッド、アルミ製ピストン、ドライサンプ式オイル潤滑システムなどを採用し、非常に軽量かつ低重心な設計となっている。ちなみにエンジン単体重量は、既存のR8・4.2FSIクワトロが積む4.2V8より31kgだけ重い258kgとなっている。

 車輌重量は6M/T車で1620kg。この結果、R8・5.2FSIクワトロは3.09kg/hpという優れたパワーウェイトレシオを実現。ローンチコントロールボタンも装備し、加速性能は0~100km/h加速3.9秒、0~200km/加速8.1秒、最高速度316km/hという、まさにスーパーカーと呼ぶに相応しい数値をマーク。同時に7.3km/リッターという優れた燃費性能も達成した。

 シャシーは、基本的にR8・4.2FSIクワトロを踏襲。サスペンションは電子制御可変ショックアブソーバーのアウディ・マグネティック・ライドを標準装備する。タイヤサイズはフロントが235/35R19、リアは295/30R19で、専用デザインの10スポーク19インチ・アルミホイールを装着している。

 ブレーキは、フロントが直径380mm、リアは直径356mmのベンチレーテッド・ドリルド・ディスクに、フロントが8ピストン、リアは4ピストンのキャリパーを組み合わせる。オプションでは、標準のブレーキシステムよりも9kgも軽いほか、約30万kmもの耐久性を持つセラミックブレーキシステムも用意される。

 エクステリアは、フロントエアインレットやフロントリップ、リアエアアウトレット、ディフューザーなどがハイグロスブラック塗装とされるほか、クロームフィニッシュのシングルフレームグリルや、開口部がより強調されたサイドブレード、ワイド化されたサイドシル、つや消しアルミ仕上げのエグゾーストグリル(リアウインドー左右)などを採用。前後のクロスブレードは2本ずつとされた。

 前後ヘッドランプにはロービームとハイビーム、デイライト、ウインカーのすべてがLEDのオールLEDヘッドライトを採用。このヘッドライトは太陽光に近い色温度6000Kの光を実現したほか、省エネルギーと長寿命を両立している。

 車輌後部には、車速が100km/hを超えると自動的に上昇するリアスポイラーを装備。フルカバードのアンダーフロアおよびリアディフューザーとともに、高速域において高いダウンフォースを発生させ、優れたロードホールディング性能の実現に寄与している。

 インテリアには、シートヒーターを備えたファインナッパレザーのシートやレッドのリングがあしらわれたメーターパネルやシフトノブ、アルミフィニッシュのフットレストおよびパドルシフトなどを採用。装備面ではドライバーインフォメーションシステムやナビゲーションシステム、Bang&Olufsenサウンドシステム、デラックスオートエアコンなどが標準となる。

 ドイツ本国では2009年第2四半期に発売予定。価格は14万2400ユーロ(約1690万円)となっている。


前にも書いたアウディ R8 GT3の方がレベル高くて良い。
これってだれか乗ってましたな。
元サッカー選手。今も乗ってるのか知らんけど。

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