超空洞からの贈り物

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新型ポルシェ911GT3RSR

2009年01月30日 20時22分45秒 | Weblog
ポルシェAGは、ポルシェ911をベースにしたもっともパワフルなレースカーである911GT3RSRに大幅な改良を実施した。

 911GT3RSRは、2008年シーズンのアメリカン・ル・マン・シリーズとニュルブルクリンク24時間レースで優勝。2009年シリーズも国際的な耐久レースのGT2クラスに参戦する。

 新型は、ボンネットフードに大きなエアアウトレットが設けられたほか、リアアンダーフロアの形状変更やリアウイングの調整幅拡大などを実施。エアロダイナミクスが大幅に改善された。さらに、ブレーキシステムやワイヤーハーネスの軽量化により、従来モデルと比較してハンドリングが大きく向上している。

 ドライサンプ式の自然吸気水平対向6気筒エンジンは、排気量が従来の3.8リッターから4.0リッターに拡大。2009年シーズンのレギュレーションによりエアリストリクターのサイズが小さくなったため、スペックは最高出力450ps/7800r.p.m.、最大トルク43.8kg-m/7250r.p.m.となっている。従来モデルと比較して、最高出力の発生回転数が大幅に低められ、トルク特性も改善したことで、より扱いやすくなった。ちなみにレブリミットは9000r.p.m.だ。

 コクピットには、ドライバーに最適な変速タイミングを知らせる新しいマルチファンクションディスプレイを装備。さらに、ヘッドランプの点滅速度をはじめとしたさまざまな機能を自由に設定できるオンボードサプライシステムコントロールデバイスを採用した。

 このほかにも、新しいオーバープレッシャーバルブ付きエアジャッキシステムの採用や、クイックチャージ機能付きオイル注入口のエンジンフードへの移設など、作業性を向上させるためのさまざまな改良が施されている。

 生産台数は約20台で、すべてヴァイザッハのファクトリーで組み立てられる。価格は税抜きで38万ユーロ(約4370万円)で、すでに世界中のカスタマーチームへの供給が始まっている。


サーキット専用車として1台欲しい。

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