超空洞からの贈り物

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新型スペースプレーンを発表、非常用脱出装置付

2008年12月08日 00時05分58秒 | Weblog
米航空宇宙関連ベンチャー企業のTAASカンパニー(TAAS Company)が独自デザインによる新型のスペースプレーン開発のための構想を発表していたことが明らかとなった。

 TAASカンパニーのスペースプレーンは一般のビジネスジェットのような形態をしたものとなるが、機体前部にカナード(Canard=先尾翼)と呼ばれる翼を備えているのが特徴で、ロケットエンジンの不調など、緊急事態が生じた場合にはコックピットを含む機体前部を切り離すことで脱出することが可能になるというものとなる。

 TAASカンパニーでは、機体前部を分離可能なモジュール化することにより、エンジンが突然、爆発などの事故を起こした際にも乗員モジュール部分の安全性は保つことができると述べている。

 弾道飛行を行うことによって高度100キロ前後の宇宙まで到達して滑空降下で帰還するスペースプレーンに関しては、既に飛行実験に成功したスケールド・コンポジッツ(Scaled Composites)社を筆頭に複数の企業が実際の開発に着手している。しかし、アポロ有人宇宙船などに装備されていた緊急脱出装置を備えたものは皆無なのが現状。

 当初は絶対に失敗することはないからアポロ有人宇宙船のような緊急脱出装置は必要ないとされたスペースシャトルも1986年に起きた打ち上げ直後の個体ロケットブースターの爆発事故により7名の乗員が全員死亡すると事故(チャレンジャー爆発事故)が発生。スペースシャトルは2003年にも大気圏再突入中に機体が崩壊し、7名の乗員が全員死亡するという事故(コロンビア喪失事故)も起こしており、スペースプレーンは事故が起らないという前提で機体を開発するのは、安全対策面で不備があるとTAASカンパニーは説明を行っている。


信頼性は全くないね。
脱出装置は必須だろうけど。
テスト飛行をどれくらい重ねるか…
安全性を極限まで高めてないと。
宇宙だしね。空だしね。

落ちたら。。。

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