超空洞からの贈り物

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熊野から新宮にかけて全長約20キロの活断層地形が。

2008年12月13日 17時34分17秒 | Weblog
asahi.comより記事抜粋

 三重県は12日、名古屋大学との共同研究で、同県熊野市から和歌山県新宮市にかけて全長20キロにわたる活断層とみられる地形を発見したと発表した。調査を担当した名古屋大学の鈴木康弘教授は「東南海・南海大地震を起こすプレート境界『南海トラフ』に近い地域で、プレート境界からこの活断層が延びている可能性もある。大地震のメカニズムを解明していく上でも重要」としている。

 活断層ならば、紀伊半島の三重県伊勢市以南で発見されるのは初めて。

 同県と名古屋大は05~07年、内陸直下型地震への対策を目的に、県内の活断層地図を整備してきた。これまでよりも細かい縮尺1万分の1の航空写真を見ながら地形を判読する作業を続ける中で、熊野市から新宮市にかけて、過去に断層がずれた時にできたとみられる特徴的な地形が、海岸線と平行に約20キロ続いているのを確認した。

 関東から九州にかけて西南日本を縦断する長大な活断層「中央構造線」より南側で活断層が発見されるのは初めて。鈴木教授は「地質学上意味のある重要な知見だ」としたうえで、「断層である可能性が高いが、単独で地震を起こす可能性について現段階ではわからない」と話した。

 一般的に長さが20キロの活断層では、マグニチュード7以上の地震を起こすと考えられている。三重県は、来年度から現地測量やボーリング調査を実施。過去の活動履歴や、断層の性質などを明らかにしていく予定だ。

 同県地震対策室は「これまで、この地域では、東海・東南海・南海地震といったプレート境界型地震に備えてきた。今までの地震対策を継続しながら、詳細な調査を続けたい」としている。


やめてくれ…
うちの実家が…

まぁこればかりは避けようがないね。

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