超空洞からの贈り物

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幻の『めすうなぎ』5月29日(水)全国販売スタート《マクアケ》。鰻王国・愛知県 三河一色の挑戦ー科学的に旨味を証明された、特許取得の新技術によって生まれた希少な『めすうなぎ』ー

2024年05月28日 12時27分06秒 | スイーツ・食品
【マクアケURL】https://www.makuake.com/project/ishikiunagi/
【研究会URL】https://mesu-unagi.jp/

【85%以上のモニターが「おす」より「めす」を高評価】国の研究プロジェクトで愛知県と共同開発!
【特許取得の新技術】新たに生まれた養殖手法。臭みが少なく、うま味の元「アミノ酸」の量も多い!
【うなぎ界の救世主】大きく育てることで天然資源を有効利用。資源にやさしい『めすうなぎ』。

“幻”と言われるほど珍しい「めす」のうなぎ。うなぎの王国と称される愛知県・一色町にて育てられた「めすうなぎ」を、5月29日(水)から7月28日(日)までの期間「マクアケ」にて全国販売します。



一般に流通しているうなぎは「おす」であることを、ご存じでしょうか。うなぎは成長に伴い性別が決まる性質を持つのですが、不思議なことにうなぎは養殖するとほとんどが「おす」に育ち、市場に出回るうなぎも多くは「おす」と言われています。

一方、稀に出回る「めすうなぎ」は、おすと味わいが異なり、その味は絶品と言われていました。また「めす」は、身が大きくなりやすいことも特徴です。

そこで愛知県水産試験場をはじめ、国立大学や企業が研究メンバーとなり研究コンソーシアムを結成。生研支援センターの「イノベーション創出教化研究推進事業」(JPJ007097)の支援を受けて「めすうなぎ」を育てる特許技術を開発。その実証メンバーである、うなぎの王国と称される三河一色エリアの養殖事業者が中心となり『三河一色めすうなぎ研究会』を発足。このたび、マクアケにて全国販売することになりました。



■「めす」と「おす」を科学的に分析

皆さんが主に食べている従来サイズの「おすうなぎ」と、今回の研究をもとに育った大型の「めすうなぎ」の食味評価を行ったところ、85%のモニターが大型めすうなぎの方が美味しいと評価。特に「脂ののり」や「身の柔らかさ」で、その差が顕著でした。また、女性のモニターからは「柔らかさに驚いた。臭みが少なくこれまでに食べていたうなぎと全く違う」といった声をいただいています。

■なぜ「めすうなぎ」研究は始まった?

めすうなぎが生まれたのは、うなぎの研究者が養殖場から出荷されためすうなぎを食べ「身が驚くほど柔らかく、うま味があり、これまで食べていたウナギとは全く違う」と知ったことがきっかけです。

なんとか、この美味しいめすうなぎを多くの人に食べてもらいたいと考え研究を開始。健康食品として知られる大豆イソフラボンに着目し、愛知県、大学、製薬会社などを研究メンバーとして国の研究プロジェクトを立ち上げ、6年もの歳月をかけて技術を開発しました。そして、独自技術として特許を取得しました(特許第6970992号)。

現場での実証試験を経て、ついに幻のめすうなぎを生み出すことに成功。愛知県では、この製法を使って養殖した「めすうなぎ」のうち、330g以上(焼く前の状態)のものを「葵うなぎ」としてブランド化しています。

●研究の特徴1「天然資源の減少を救え!」
1980年代ごろから、うなぎの稚魚(シラスウナギ)の採捕量の減少により、天然資源の減少が危惧されてきました。愛知県は養殖うなぎの生産量が全国2位。シラスウナギの減少に対して手を打ち、大切な天然資源を活かすために、1匹1匹のうなぎを大きく育てる研究が始まりました。



●研究の特徴2「天然由来の原料にこだわる」
様々な方法を試すなかで選ばれたのが、豆腐や豆乳などの大豆を原料とする製品に含まれており、最近では健康食品としても注目されている「大豆イソフラボン」。これを従来のうなぎのエサに混ぜることでした。私たちが日常的に口にする天然由来の成分を用いることで、「めす」を作れるようになりました。

●研究の特徴3「生産者に負担をかけない」
今回、生まれた技術は、従来のエサに大豆イソフラボンを混ぜ、特定の機関に与えることでした。つまり生産者にとっては、いつも通りの育成方法を変えることなく、エサを置き換えるだけ。年間を通してエサを良く食べるあtめ、生産者からも病気になりにくく育てやすいと高い評価を得ています。良好な健康状態であることも、めすうなぎの美味しさの秘訣です。


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