超空洞からの贈り物

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最高裁 裁判員制度改善求める報告書

2012年12月11日 09時09分53秒 | 経済・経営・社会
 最高裁判所は、3年前に始まった裁判員制度に関する初めての検証を行い、「裁判員にとっては書面の読み上げが長く、審理の分かりにくさにつながっている」など、改善を求める報告書をまとめました。

 最高裁判所は、3年前にスタートし、これまでに3万人近くが経験した裁判員制度について初めて検証を行い、このほど報告書をまとめました。
 
 それによりますと、被告が起訴内容を認めている事件では、検察官が法廷で読み上げる書面の長さが平均で1時間以上あり、証人から直接話を聞く時間よりも長くなっているということです。

 裁判員へのアンケートでは、審理が「理解しやすかった」という回答が年々低くなっていて、報告書は「裁判員にとっては書面の読み上げの長さが審理の分かりにくさにつながっている。目の前で証人の話を聞くほうが理解しやすく、配慮が必要だ」などと指摘しています。

 このほか報告書では起訴から判決までの平均期間が8.5か月と裁判員制度が始まる前よりも長くなっていることから、「事前に争点などを整理する手続きの長期化が原因になっている」と改善を求めています。

 裁判員制度については、専門家らで創る法務省の検討会が、見直しが必要かどうか議論を行っています。


成熟してな制度だから仕方ない部分もある
改善をしつつ良い制度にしていって下さい

ただ裁判官への負担はやはり大きいですよね…


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