気象庁は1日、浅間山(群馬・長野県境、標高2568メートル)の噴火警戒レベルを、火口周辺への立ち入りを規制する「2」から、入山を規制する「3」に引き上げたと発表した。5段階の真ん中で、火口から4キロの範囲で直径50センチ以上の噴石が飛ぶ中規模噴火を起こす可能性があるとして、警戒を呼び掛けている。
対象市町村は群馬県嬬恋村、長野県小諸市、御代田町、軽井沢町。火口からの噴石ととともに、風向きにより関東地方南部まで微量の降灰が予想されるという。
浅間山は1月に入ってから、火山性地震がやや多い状態が続いていたが、2月1日午前2時ごろから、山頂の北北東に設置された傾斜計がわずかな山の膨らみを観測。午前7時ごろからは山頂直下が震源とみられる地震が多くなった。これらの観測結果が04年9月1日の中規模噴火直前の兆候と似ていることから、警戒レベルを引き上げた。
浅間山でのレベル3は07年に気象庁が現行の噴火警戒レベルを導入して以来初めて。小規模噴火は08年8月に3回起きている。
対象市町村は群馬県嬬恋村、長野県小諸市、御代田町、軽井沢町。火口からの噴石ととともに、風向きにより関東地方南部まで微量の降灰が予想されるという。
浅間山は1月に入ってから、火山性地震がやや多い状態が続いていたが、2月1日午前2時ごろから、山頂の北北東に設置された傾斜計がわずかな山の膨らみを観測。午前7時ごろからは山頂直下が震源とみられる地震が多くなった。これらの観測結果が04年9月1日の中規模噴火直前の兆候と似ていることから、警戒レベルを引き上げた。
浅間山でのレベル3は07年に気象庁が現行の噴火警戒レベルを導入して以来初めて。小規模噴火は08年8月に3回起きている。