超空洞からの贈り物

様々なニュースや日常のレビューをメインに暗黒物質並に見つけ難い事を観測する、知識・興味・ムダ提供型共用ネタ帳です。

イスラエルのオートクリティカルゾーン

2008年12月08日 20時25分06秒 | Weblog
米国政府は、不法入国者を警戒するために、米国とメキシコの国境沿いに多数のセンサーを搭載した監視塔の列を設置し、限定的ではあるが成果を収めつつある。

一方イスラエルも、独自の国境監視塔を建設しているが、こちらの監視塔は、遠隔操作ができる自動機銃を備えている。

『Sentry Tech』(ハイテク歩哨)と呼ばれるこの監視塔は基本的に、サイロの上に搭載された遠隔操作式の攻撃用設備だ。[イスラエルの退役大佐である]David Eshel氏は、『AVIATION WEEK』のブログ『Ares』で次のように説明している。

「敵対行動をしているとおぼしき標的を検知し、それがSentry Techにある武器の射程範囲にある場合、指定された標的を攻撃し殺傷する。複数の施設を1人のオペレーターで操作できるので、オペレーターが確認と査察、さらに標的との交戦を行なう際に複数の監視塔を使用できる」[過去記事によると、1カ所の指令センターは最大15カ所の銃座をコントロールできるが、将来的には承認不要の全自動式も検討しているという。銃座は数百メートル間隔で配備]

2007年にわれわれがこうした監視塔の存在を知ったとき、イスラエル国防軍はちょうど、このシステムを完成させ、ガザ地区との境界沿いに1500メートルの範囲で「自動殺傷ゾーン」を作ろうとしているところだった。

「どの監視塔も、7.62口径銃または0.5口径銃を1基を備えている。周囲の環境に馴染むように設計された防弾天蓋によって、敵の攻撃などからも守られている」とEshel氏は説明する。

「直接的に機関銃を使用することに加え、光学誘導式対戦車ミサイル『Spike LR』や、レーザー誘導式ミサイル『LAHAT』など、精密誘導ミサイルを展開することもできる」とのことだ。


どんなセンサー積んでるのかわからないけど…
全自動式になった場合、敵対行動を遠距離から識別できるのか?って問題がある。
そもそもどんなアルゴリズムのセンサーでも誤認はあるだろうに。
そして、どうかんがえても周囲の環境に馴染んでない。

まぁ、こんな兵器、キライじゃないっすよ。
むしろ大好きだったりする。

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