昨年、発見された太陽系外惑星「MOA-2007-BLG-192-Lb」のその後の調査により、この太陽系外惑星の質量は当初の推定値となる地球の3.3倍(3.3 Earth)ではなく、地球の1.4倍(1.4 Earth)で、ほぼ地球と同じ質量をもつことが19日、欧州南半球天文台(ESO)の発表により明らかとなった。
これまでに発見された太陽系外惑星のほとんどは木星型のガス惑星であったのに対して、「MOA-2007-BLG-192-Lb」は地球型の岩石から構成された惑星であることがこれまでの観測調査により判明していた。
今回、更にこの「MOA-2007-BLG-192-Lb」の質量が地球とほぼ変わらないものであることが明らかとなったことにより、地球のような惑星の存在は宇宙では希有なものではないことが明らかになった格好だ。
「MOA-2007-BLG-192-Lb」は昨年6月に米ノートルダム大学の研究グループによって発見された恒星「MOA-2007-BLG-192L」のまわりを回る太陽系外惑星。当初の観測値となる質量が地球の3.3倍という数値でも、これまでに発見された太陽系外惑星のなかではもっとも質量が小さなものだった。
これまでに発見された太陽系外惑星のほとんどは木星型のガス惑星であったのに対して、「MOA-2007-BLG-192-Lb」は地球型の岩石から構成された惑星であることがこれまでの観測調査により判明していた。
今回、更にこの「MOA-2007-BLG-192-Lb」の質量が地球とほぼ変わらないものであることが明らかとなったことにより、地球のような惑星の存在は宇宙では希有なものではないことが明らかになった格好だ。
「MOA-2007-BLG-192-Lb」は昨年6月に米ノートルダム大学の研究グループによって発見された恒星「MOA-2007-BLG-192L」のまわりを回る太陽系外惑星。当初の観測値となる質量が地球の3.3倍という数値でも、これまでに発見された太陽系外惑星のなかではもっとも質量が小さなものだった。